昨日は午前は野外太極拳、お昼時には日吉の丘太極拳同好会創設10周年のお祝い会、そして午後3時から武術院の活動でした。

爽やかな初夏のとてもいい一日でした。

大会まで約一ヶ月。出場メンバーたちは本当に真面目なのでコツコツと準備ができてきているので残りは疲労からくる怪我などに充分気をつけながら仕上げていけば必ず良い結果を得ることへ繋がると確信をしています。

今回の出場メンバーは今までで一番レベルが高くエントリー項目も多いので、この内容をいいかたちでがんばれれば長い付き合いの上海大会組織委員会や審判団の皆さんに披露できることや送り出してくれる今のチーム全員の自信にも結びついていくと思うのでそれも楽しみです。

先週の金曜日の練習の時には古来の日本的な御祓いを込めて、愛刀の「政宗」を持参し太刀之術居合剣法を演武しました。

私が経験してきた方法として、大会前の不安な雰囲気を打ち破ることの重要さや

この練習場への礼をこめて、人前で行うのは初めてでしたが皆がとても頑張ってきたことへのエールを込めて練習前と練習後に二回やりました。

おもいきりやる、ということは「思い」を「切る」ということに繋がっていますので、先ず私が「おもいきり」やってみました。

そして日本刀にこめた思いと同じ思いがみんなからこの2ヶ月間で感じさせてもらえたことを伝えたかった、という理由もあります。

私自身の居合いを振り返ると、精進するべき「何か」を得られました。やっぱり武芸は素晴らしいと思います。

今年の10月の交流会で、なんとか私も怪我などせずにいられれば太刀之術の初披露を出来ると思います。

この3年間ほどで我々はとても大きな力を得たと思います。

今年は大きな一歩を踏み出せる年になれると思います。

実は、今現在ある私自身での喜ばしい感覚としてでは太刀之術の完成で中国武術と日本武術との融合した現代の新しい武術流派として確立できたことです。

いろいろと調べてみたのですが、今までの長い日本の歴史の中において空手と太極拳、

合気道と太極拳や内家拳と融合した流派や、少林寺拳法や体道、新体道などの新興武道の門派がありますが、

日本剣術と中国武術全般、健身気功と伝統気功五禽戯、そして導引を合わせて確立できた武道流派は我々が史上初だと思います。

そして私もまだまだこれからも精進を重ね、これからの発展に協力してくれる素晴らしい人材たちである仲間がたくさんいるので将来が楽しみになっています。

これからの我々の可能性は先ず中国武術、そしてより洗練させていく日本武術の両面の活動の活性化に加え、

昨年からタイアップし始めた映画「レジェンドオブカンフー酔拳」「新少林寺」などのカンフー映画配給会社とのコラボレーション出来たイベント活動、

そして機会があったらまたやりたいテレビ番組などのエンターテイメント。

一番長くやってきたフィットネス事業にはいずれ飽きられていくであろう運動プログラム後にフィットネス用のプログラム提供事業もやりたいと思います。

今はまだ日本では大きくはないムーブメントですが、今後は必ず日本でもゆくりですが大きくなってくると思います。

今の時点でも有能な人材があるのでブラッシュアップしてこれからチャンスの波や風が吹いたらみんなで一緒に楽しい渡世を頑張りたいと思います。