昨年の今頃は大震災の影響でかなりのとばっちりを受けました。

そして毎日馬鹿なマスメディア連中の起こすネガティブ騒ぎに一切負けずに毎日ベストを尽くして皆さんが心身に元気になって欲しいという思いを更に強くしてやってきました。

私の活動で重要視していることは健身、防身、修身の三つです。

軽い人間ばかりが多くなる世の中ですが、私は重きを大事にしています。

この一年間は毎日大きな決意と実践がいつでも共にあったと思います。

その中で目をそらさずに現実を見なければならないことでほとんどが気付いていることだとは思いますが、

行政、財界、老いも若きでも頼りにならない人間ばかりが多くなってしまっていたというのは本当に大きな問題だと実感しました。

実はその風潮や傾向という問題の根源は非常に根深いものばかりで、それは自分が中学生頃から想っていた理不尽だと感じたことや、青年時代に受けた世の中への「やる瀬なさ」の正体でもありました。

長くすれば精神的害悪になる邪気を含む風潮、まさに「風」でした。

これらと闘い続けていくのはとても大変な精神力が必要でした。

気付く人は気付くし、気付かない人はまったく気付かない、しかし展開は虚しく多くの人々の精神性は楽な方へ楽な方(またはなめた方)へと行くばかりでした。

やがて多くが自分での認識や意志を持てずになり、愚かな習癖を身に着けてしまい、考えることを忘れ、何が正しいかも判らなくなり、

へらへらと無意味な笑いとか 茶化したり誤魔化したり、

しかし利己的な要求だけには敏感で執着していき、類は友を呼び、ご都合主義、拝金主義だけどんどんと広まり続け、

そういうものなのだと居直る人が増えては流され流されて、加速していくばかりでした。

私はそういう精神汚染が嫌なのでいつもそういうものに感じた時には厳しく対処してきました。

今こうした状況になって「絆」とか思いやりとか助け合い、という言葉が聞かれるようになりましたが、

以前から大事にしていなかったことの表れであるということにも意識を持って欲しいと思います。

今現在は多くの努力の成果で落ち着いては来ましたが、この真剣さをいつまでも日本人は忘れずにいて欲しいと思います。

これからは日本でしか通じない、おふざけとか おちゃらけ のような浅薄でいい加減なことは多くが辞めるべきです。

いつまでも無事を願うからこそ、多くが自身の精神と肉体を守り大事にすべきだということを忘れてはならないと思います。