最近、日本の歴史的な素晴らしさについての良い面をたくさん、様々な角度から感じることがあります。

その中で今失われつつはありますが、嫌われてでも強調したいのは、

「純真な想い」

その継続、これだけです。

私は1984年の6月に大阪で行われた第一回全日本太極拳・中国武術表演大会に東京から出た後、

その秋に当時に日本で一早く本場のスタイルの太極拳や武術を導入して、中国の素晴らしい名師を招聘したり学習代表団を送ったりしていた「全日本太極拳協会」に移籍しました。

当時は日本全国でのすべての太極拳や武術活動での本家、普及のメッカというような中心となっていました。

その指導を受けていた数々の人たちが今ある多くの・・太極拳協会や・・連盟の支部の基盤となっていることを知っていて欲しいと思います。

私の今現在に続く武術活動における師の杜進先生がいらっしゃいました。

今日はこのおそらく元全日本太極拳協会の会員であろう方の撮った太極拳学習訪中団の映像を見ていて当時この頃の様々な思い出が出てきて感動しました(ありがとうございます!)



日本の陳式太極拳を受け継いだ本元はこの映像にあると思います。

(王西安先生のすぐ後ろが大先輩で姉弟子にあたる、私が指導を賜った野口敦子女史です)


今現在、多くは様々な「かたち」があっても、特に若者文化にいいたいのは、

今この瞬間、それぞれ想い思いに、「良い・善い」というのはあるだろう。

しかし、それを10年ぐらい続けるぐらいならメリットがあれば比較的継続は容易いということ・・

それが20年を過ぎるあたりから本格化して、30年あたりになって「そうなんだ、そうなのか!」

私は今年の秋で武術キャリアの満30周年を迎え、感想としては、

ああ~そうなのか。ここまで本当にすべての想いで必死にやってきたんだけれど。

まだまだ先がある・・

「素晴らしい文化」であるもの。

それは大事です。


そしてその歴史の「凄さ」を感じた時に感動があります。

逆説的な言い方をすれば、長い歴史があれば、随所随所に凄い皆様がたくさんいて、

今までにも、師や先輩・・同期の仲間たち 身近にもいたからそれに近づきたい、頑張りたい、

それを数千年の思いを胸に今この瞬間でもがんばれるのだと想っています。

感謝!