今現在の武術院での活動は木金土日と4日続きます。私の今のスケジュールではけっこう内容的にハードなのですがとても有意義なひとときの連続なので楽しいです。

木は養生・健身項目、金日は本格的な武術活動の練習が中心で、土はスポーツクラブでのスクール教室でのフィットネスという概念で初心者のどなたにもバランスよくできるようにして行っています。

仕事でのスポーツクラブでのレッスンは広く浅くさまざまな気功運動や太極拳を行う楽しさやコミュニケーションの場という部分を大事にしています。

全体的な中で武術院での活動は先行して武術業界全体でもリードしていく人材育成や専門家育成を目指しています。

現時点での日本社会における認知はここ数年に高くなってきたので、いずれ更にニーズが高まってきた時がチャンスだと感じています(広まりにずい分と時間がかかっている理由や原因はまたどこかでお話したいと思います)

先々週~先週はこの一番の厳寒に関東地方は包まれたので練習内容にはもの凄く気を遣わなければならぬ時期でした、それから今週にかけて立春を迎えて明るい陽の気の活力が動きだし調子が上がってきたようで何よりです。

昨日の朝の鶴見川河川敷での野外教室でもとてもいい感じで、全体的に上達してきて良かったと思います。また今後も大いに期待できる雰囲気でした。来週は日吉の丘へ指導に行くので2週めの鶴見川はお休みになりますのでご注意をお願い致します。

午後はこの冬それぞれの武術項目を練習し稽古の成果が出てきたと思います。

昨日は中国武術の対抗性項目、いわゆる試合形式での短兵と推手の練習風景を撮ってみました。





我々は日本での新しい体育項目としての発展・繁栄を目指して多くの中国武術の項目を行っています。

何故なら今現在~これからの日本に大切なのは歴史ある東洋における日本精神としての倫理道徳の学問、

精神的肉体的に良好で健全な状態を常に継続・維持発展をしていく身体を育む、という真の意味での体育運動、

そして武道教育の三本柱のバランスが日本人が日本人であるために重要だと感じています。

当然に今までにもこれらは行われていますが、指導者の資質が人格的に不適切で指導能力に問題があったりすることや、

練習の参加者の雰囲気にもただ日頃の慢性的にストレスが溜まってしまい、人を攻撃してみたいというような願望が優先したりすると武術項目的にも普遍性がなくなり、何か安心感のない、いびつな空間になってしまうことがよく見られます。

今の日本には何でもありますが、ともすると何もないのと同じになってしまうことになりかねないです。

人生で大切にしたいもの、

人それぞれの聖域を守る、

そのことがどなたにとっても大事であって私たちはそのための武術活動を行っています。