私は1990年代の後半頃から世界経済とそれに関する政治活動に関心を持ってきて、そこから自分の仕事や生活に関連していくことを考えてライフワークへと結びつけてきました。

今や日本の本当の将来を考えるなら知っておきたいことがいくつかあります。

それは経済状況のことです。

先ず同盟国アメリカの借金と日本の国の借金がどれくらいになっているか、ということです。

アメリカ合衆国の借金の総額は14、3兆ドル(オバマ 2,4 ブッシュ6,1 クリントン1,4 ブッシュ父1,5 レーガン1,9 )

日本国の借金は878兆6000億円です。

それに理解しておいて欲しいのは所謂、日本の株式会社というシステムのこともです。

よく働いていても働いても楽にならないのはシステムがそうなっているからです。

片方ではお気楽に適当にバンバン借金したり、増税してきたりして、もう片方は必死にそれを返すべくお金を返す手伝いをさせられていることです。

それにそのシステムのことを考えれば考えるほど複雑でややこしくなるので、重要なことをシンプルに考えていく必要があります。

会社は皆さんに給料を出していますが、それは先に会社が融資というかたちで借金から前もって準備していて皆さんの元へといきます。

そして給料というのは一般的には下の方が低くて上に行けば多くなる、という構図になっていると思います(本当に良心のある人が上層部にいる会社は上を減らしたりしている努力もしています)

当然民間会社は黒字でないとやっていけないというシステムなので、とにかく仕事を何が何でもやってもらって会社そのものに利益を上げなければ会社そのものがお金を借りれなくなってしまい倒産ということです。

これは個人で考えるとわかりやすいでしょう、クレジットカードでお金を使えば当然翌月には支払いがやってきます。

それがとにかくお金を使うことが愉快で病みつきになってしまい、マスメディアもこぞって好景気だぞと煽りまくり、使う癖がついてしまって止められなくなっている皆さんのところへ、

仕事がおろそかになっていることを気付かぬうちに、不景気の波が静かに近くへやってきて(実はこれも冷静に見ていれば来るのは予想がつくものです)

一気に日本全体の経済が傾き、お金が回らなくなってきてしまい、当然誰もが影響を受けるようになります。

会社は何をやっても利益が上がらなくなり、会社での仕事でのアイデアも追われていると焦りかえってできなくなり停滞するようになります。

それ迄に会社全体でも借金をいろいろと増やしてしまっていて、そうすると会社にも銀行から融資が降りなくなってくることが出てきます。

当然会社にも当然すべてのオフィスの家賃や電気代とかの支払いはいつも必ずやってきます。

支出が収入を超えていき、そこで安易にリストラとかの人減らしをしてでも立て直そうということを1990年後半~3年前の2008年秋までは可能かとボンボンな経営陣たちはそういった考えを持っていました。

しかしこれからは、もう多くの旧弊な意識しかない組織などには建て直しはできなくなっているようです。

アメリカ合衆国の借金の総額は14、3兆ドル 日本国の借金は878兆6000億円です。

これでも多分低めに発表していると思います。

アメリカ政府は特にこの10年間のアフガニスタンとイラクでの戦争や米国内での安全対策、退役軍人への補償など米同時多発テロに伴う米政府の支出総額が、最大約4兆ドル(約307兆円)に達するとのことです。

この2つの借金はもう天文学的な数字で返せない金額だということです。

アメリカ(日本も援助した)はその莫大な費用をかけて行った戦争は結果から見ると何のためだったのか、が誰の目にも明らかでした。

その同じ10年間の期間で経済成長を果たしアフリカへの支援から石油などのビジネスを成功させ、華僑を通じて東南アジアでの交易を拡大し、欧米の国債を買い捲り、軍事力を強大にさせた中国がいました。

中国には多くの思想哲学があり、その中に有名な孫子の兵法は現代でも大いに役立ちます。

孫子の兵法にある言葉に「戦わずして勝つ、ことが最高の勝ち方」と言っていることに今の多くは気付いて欲しいと思います。

戦争でアメリカはおそらく経済疲弊状態になるだろうという読みを狙い、外交にて協力者を増やし着実に経済を向上させていくことだけをしてきたのです。

資本主義:自由主義経済はお金ですべてを買う事ができる、という怖さをアメリカと日本の政府などは油断をし過ぎていたのです。

最近は大きなイベントは上海や北京で行うようになりました。

現在の中国を知らない人は、両方の都市の空港の大きさや世界中への直行便の数を知ると驚くと思います。そしてどの省都はアメリカのようなミラーで囲まれた六本木ヒルズのような高層ビル郡ばかりです。

日本国内ではもっと多くがメディアに騙されてありとあらゆる真実を知らされていないことに気付くべきです。

朝から晩まで多くの仕事をさせられ辛い嫌な思いをして自由な時間を奪われても、その恩恵を貪るのは会社の上層部のみ、

会社が傾いても辞めさせられるのは部下ばかり、未来ある若き働き手を雇うより変わらぬ会社役員の給料を守るシステム。

リーマンショックから3年、不景気を立て直せぬまま大震災を被り、大変な状況になってしまいました。

一番ひどいのは878兆6000億円の借金をした政治家たちはもう既に膨大な給料を手に仕事もせずにお気楽生活をしている、ということ。


残された借金を返すのは我々の世代と今いる小さな子供たち。


これはアメリカのシステムを良いものだと信じ込まされたそのままを日本でやってしまったからこうなっただけです(これを取り入れた人たちはちょうど今引退世代です)

今の日本国内には様々な日本人がいます。

私はこうなる時期は来ると2000年~2001年から予測して言い続けてきました。

しかし今の日本では多種多様な考え方、ライフスタイル、それぞれあると思います。

しかし、他人を思いやる正直で優しさのある精神や武士道における倹約、正しい倫理道徳を大事にする、ということは永遠に日本人なら守って欲しいと思います。

日本人同士がこれからがより良くなるべくを目指して共に話し合い、良くなる方へ努力することは大事です。

しかしここ近年はひどくなったな、と感じるのは日本人同士でまとまらずに

身内で分裂を繰り返したり、互いに足を引っ張り合うようなことだけを続けることで何も進展しない、ことばかりが目につきます。

最近達観していて思うのは、これもこうなることを狙った工作活動でもどこからか仕掛けられているのだろうか、とも考えてしまいます。

尖閣諸島沖で漁船タイプの中国軍の船にぶつけられたり、潜水艦や艦隊が堂々と通りぬけたり、あるいはその上空を戦闘機が通ったり 

最近ではロシアの爆撃機が日本の周りを周回したり、

外交でも日本だけ仲間外れを堂々とけしかけられたりしています。

思えば日本のシステムで国家公務員や官僚になれるのは小さな頃から大事なコミュニケーションである人と遊んだりすることもせず、

ただ出世するためだけにとテスト勉強対策で丸暗記活動だけをやってきた洗脳されたイエスマンの血も涙もあるのだろうかとも思えるマシーン人間たちとか、

目立とう精神だけでやってきたのか、耳障りの良い単語だけを羅列してしゃべり続けて当選してから勇気も行動もない無能な人間に見える政治家たちはまったくあてにも役に立たないということを知り、

(しかしながら、信念もなくちゃらちゃらして軽いことばで悪ふざけしか出来ないインテリジェンスのない人間たちにも大きな問題があります)


私は「これからの日本はどうなってしまうのだろうか・・」という言葉は言いません。

「そうなる人はそうなっていく、そうならない人はそうならない」

つまりは駄目になる人は駄目になる理由と行動をしてきたからで、私はそれらを一切しないで信念を持ってここまでやってきたし、これからもやっていく。

自分は自分の祖国日本が良くなることを信じているし、そういった仲間たちと共に良くなる努力をひたすら続けていくのみ。

こうしてみれば、自分たちの国の文化や日本民族のありとあらゆるすべてを守れるように維新とか改革ではなく改新が大事な時代に来ているように思います。


そのためにはしっかりと正しい情報を入手するように心がけ、誰でも目に付くように意図的に作られるマスメディアたちが流してくるものに流されないように注意し、

自分の心身を護る強い自意識の向上を図り、日本の長き歴史ある祖先への畏敬を大事に学び実践して、

現代社会において海外の文化やものを取り入れるのはあくまで日本のライフスタイルがもっと良くなれるものだけを取捨選択して取り入れることです。

盲目な同化は、日本人の心を捨ててしまい、他国の意識に自らを支配されることを選んだのだと同じことです。

政治家たちやマスメディアたちはまだまだこれからも日本国民に向けて不安を煽るニュースを流したり、ニュースを捻じ曲げて報道して騙したりすることはたくさんあるでしょう。

ですから自分の生活を守り、精神を守り、肉体を健全に守り、日本思想や精神を尊び、北から南まで連なる美しい風土・国土を愛し、

自分が自分らしい生き方を守りながら、自分以外の皆さんをも同じように守り尊重し合い、互いに気兼ねや気掛かりのないように意志疎通をも普通に自由に図れるように結びついた社会を構築していくことが一番大事です。

(何故に、こうまでして書かねばならない時代になったことにも少し残念に思うのです)

私は横浜の地に来て12年を過ぎました、確かに便利ではあったけれども人間関係は脆弱で不安定な風潮があって、

私の経験での感想では会社組織やグループでは、何かドサクサに紛れ込んできてその組織やグループをいつの間にか勝手に乗っ取り、気に入らぬ人を排斥していくことをするような輩(50~60代がこういうのが多く、40代は風見鶏的立場で、裏切りやすくかの輩たちの下僕的人間)を多く見かけた東京での生活よりも

全体的に自由でのびのびとした精神に満ちた横浜が好きです。


今の日本は勝たなくとも、負けなければ良い。

日本を覆う不穏や不安なメディアたちの空気を打ち負かし、自分自身に負けないこと。

我々は老若男女共に平等に楽しく励まし合い、共存共栄でゆっくりと確実な発展のために、

新しい独自の社会システム構築を目指して頑張っていきたいと思います。