香港カンフー ドラゴン少林寺

30年ぐらい前は自然に盛り上がって広まっていったカンフーブームの時代がありました。



今の韓流ブームのような感じとは質が違うと思います。

1980年代当時の中国大陸はプロパガンダの映画しか作っていない時代で香港の映画が主流でした。


描かれていたのは、

身勝手な暴政への抵抗。

弱者を助け、そして守り、不当な支配から脱出する、ということ。

水戸黄門や暴れん坊将軍のような時代劇も好きだったのですが、

主人公は最終的には何が起きても身分が高いからやられないであろう、という前提があったのですが、

カンフー映画で描かれる主人公たちは名もなき人々と力を合わせて闘っていく、というところに惹かれたように思います。