オープニングから今年の秋で満10年を迎える、朝日スポーツBIG・S綱島のレッスンではこの3ヶ月間で総集編を行いました。

ずっと最初から長く続けている方も最近の方もいろいろとあります。日本では「簡化24式太極拳」が一番普及したこともあり、所謂、楊式太極拳(中でも楊澄甫スタイル)しか知らない方々が多い傾向があります。

そのためにおそらく日本では私しかできないであろう、中国伝統健身運動紹介シリーズを先週からスタートしました。

これは紀元前3世紀頃に記されたとみられている荘子や淮南子の中のしっかりとした歴史的文献で記述されているの「気功」ではなく、「吐納」と「導引」です。

私はずっと研究してきた2000年の以上の歴史を持つ、馬王堆導引術から、アレンジしてまとめた導引術のプログラムをずっと広めてきました。

ですからその後に1800年の歴史を持つ五禽戯、1200年の歴史ある易筋経、1000年の八段錦と続き、

そして16世紀頃に成立された陳式太極拳、清代に陳式をアレンジしてできた楊式太極拳と続きます。

易筋経はヨガが日本では流行っているので重複しない方がよいと思い、五禽戯、八段錦、陳式太極拳と秋までシリーズで続き皆さんに体感して頂きながら、歴史を同時に学んで欲しいと思います。

土曜日には長拳・カンフースクールを始めたのでほぼ中国の伝統体育運動の種類や歴史の流れを知ってもらえるようになると思います。

日曜日の武術活動では、練習場はバラエティー豊かな武術項目のオンパレードになり、やっても楽しいし、見ていても楽しいという雰囲気になって、とても賑やかになりました。

対練では三節棍対盾牌刀、二人対打拳などを始めているのですが、中でもカンフーアクション風にしてみたものがとてもいい出来でよかったです。

今年は秋までにあといくつか対練を増やしたいと思います(空手対匕首やまた新しい三人対打拳などもいいですね)

今週も元気に楽しく、マイペースにがんばっていきましょう!