東北、岩手には偉大な宮沢賢治がいます。


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワラッテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイイ
北ニケンカヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイイ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ


震災から2ヶ月が経ちました、国民全体で力を合わせてずい分と頑張ってきたと思います。

多くの皆様には、身体にも、心・精神にも気をつけて頂きたいと思っています。

(心身が疲れたら、どうぞ、休息もしっかりととってください・・)


しかし、元気な人たちだったならば、まだまだこれからのことも大事になってきます。

2ヶ月前のこと、1ヶ月前のこと、そしてこれから。

ちょっと心配になったのは、幾人かは少し気疲れもポツポツと出始めてきていて、

また相変わらずネガティブキャンペーンを続けるマス・メディアによる精神状態に悪影響が出ているのかも知れません。

重要な時期は、もう持ちこたえてきたのだから、多くのシステム的に立て直すまでが大事です。

根気が勝負です。

もうこれからは状況では、生活の質がどんどんと変わってきます。

つまりは数ヶ月前に必要だったもの、とこれから2~3ヶ月後から生活に必要になってくるもの、のことです。

これからはいかに被災地を実務的に立て直すには何が必要か。

そして日本経済全体で実務的に立て直すには、何が具体的に必要かを、今見抜いて行動を起こしていくことです。

周りをから、「こうしてくれ」というところから、

今度は自発的にどんどんと何かをやっていこう、というところへ移り 

長期的にも役立ち、なおかつ復興に繋がるものでなくてはならないのです。


しかしながら、現実での私の感じるところでは、横浜も指導に行っているいくつかのクラブの建物には亀裂が入っているのもあります。

東京、品川のある有名ホテル内にあるクラブではホテルが営業不振のためにまだ休みになっているところもあります。

横浜西口駅前のダイエーでは地盤沈下による被害も出ました。向かい側のまだ新しいハマボウルや川崎ミューザでも天井が落ちてきたそうです。

その向かい側のビルでのレッスン中でも大きな余震による経験もしてきました。


人間、どんなことでも めげないでやっていくことが大事です。

しかも変わらずに継続的にです。

今回の震災で人は多くを知る人になりました。

まだまだこれからです。


もっと悲観的な情報が流れようと、

もっと消極的な空気になったとしても、

更に、これから何が起きようとしても 私は 生きている限りは、絶対に負けません。


それこそ、

雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・


そう、何ニモマケズ、がんばります!