「養生」と聞くと、病気がちや身体に自信のない人たちが行うもの。

というイメージがあるのかも知れませんが、それは違います。

(あるいはそういう人たちばかりがアピールしているから、そう思われている、ということもあるでしょう)

私たちの方針である「養生」あるいは「健身」の概念は、

「人間の持つ生命力の源になっていく原動力を意識して把握しておきたいために、

そのしくみやはたらきを知り、構造的にも向上させていくための道理と法則を

不自然なやり方ではなく、

無理のない確実な道理と法則に従い、

自分自身の心身を養い生かしていく具体的で確立していて必ず効果の得られる運動方法あるいは術」


といいたいと思います。

今日の五禽戯倶楽部と武術院の活動ではその「養生」と「健身」の「功法」の実践の日です。


とにかくすべて実践は言動一致が原則。

シンプルでわかりやすく、古代から現代において変化したことと変化しないことを理解しながら、

今現在に一番大切なことは何かを理解しながら体感を得ていく。


これがすべてです。


今日の練功では前半では私の創編した気功体操8式、健身気功五禽戯、そして八段錦。

後半はそれぞれに合った項目の練習で武当払塵、八卦掌、伝統華侘五禽戯54式から鹿戯10式を行いました。


鶴見川河川敷教室と木曜日の活動は私の経験と思いのすべてが凝縮しているクラスだと思います。

いずれはこの「養生法」をより多くの皆さんに活かしてもらうべく普及を行い、

あるいは地方遠征をしたりして広めていきたい、と考えています。