GW期間を使った上海ツアーの一次申し込みの受付を締め切らせて頂きました。

以降はご自身での飛行機チケットをして頂くようになります。

こちらは3月いっぱいまで2次申し込みとして受け付けますが学習項目の決定やツアー日程のご要望は一次申し込みの団員の皆さんを中心にして進めていきますのでご了承をお願いします。

今回のツアー参加者は12人の申し込みがあり検討中の子が一人となっています。

これで今現在このツアー期間の13人分の飛行機の早割りチケット確保をしました。

実は3ヶ月前で予約ができるのは中国東方航空と全日空だけになります。

人によっては格安チケットを使いたいという意見があったりしますが

これは実は安いなりに理由があって夜遅く出るとかあるいは朝もの凄く早い時間帯になり、これを使うことで確実なツアーを行うには難しくなります。

それにいつも自分が使う旅行社の社長さんに伺ったお話によると

今年のGW期間は景気回復を見込んで多くの旅行社が今後20年で世界経済の発展で中心的になるだろうと思われる中国向けの年配者さんたちの高額ツアー企画を考えているようで

そのための利用し易い、いい時間帯の飛行機のチケットを大量に抑えてきているようです。

(あるいは日本に来ている中国人のGW期間を使った帰省などもかなりの数になるそうです)


それに昨年秋からの政治問題もあって

日本も中国も各航空会社が搭乗者激減になり便数を減らしたままの状況になっているそうです。

それに格安チケットを扱うような会社ではチケット発券の時点で仕事終了なのですが、

ツアー期間中の緊急連絡をしなければならない時点が双方にもし万が一に発生した時でも

双方速やかに安全確認をとれるようなシステムは大事だと思います。


そして東西での冷戦があり、

日本と中国は近くて遠い存在でいましたが、これからの関係では双方それぞれにいろいろと思いはあると思いますが、ひるむことなく本音を言い合いながら付き合っていくことも大事です。

戦争をして敗戦をしたアメリカとも今までにうまくやって来れたのですから、

中国ともうまくやっていくこともできると自分は考えています。

(大体、喧嘩とかもそうですが戦争も互いの勘違いやコミュニケーション不足が原因になっていることもたくさんあります・・

有名なものでは第二次世界大戦、太平洋戦争では日本の情報をすべて盗聴していたアメリカが日本の情報で「アメリカの言い分を聞いたが黙殺すべし」という部分の「黙殺」の部分のことを

「アメリカ側の言い分を聞いてはいるのだが、これは知らぬフリをしておこう」という意味のことではなくて「日本はアメリカに対して毒ガス攻撃などを準備している」と勘違いされ

すぐ様に決着をつけるために原爆投下をする方法を選んだ、という一説もあるぐらいです)


今回は頼もしいことに私以外にも中国語ができるメンバーが二人いますので

上海体育学院の通訳さんも含めて4人日本語~中国語ができますので非常に質のいい学習ツアーとなるでしょう。

今回は実は中国での学習ツアーの企画の仕方もお伝えしながら進めています。

中国でのツアーを行う場合には責任を持ってどんどんと決定していかなければ物事が進んでいかない場合がたくさんあります。

この春節のお休み明けに上海体育学院関係者に参加者の人数と名前をお伝えして

それからいろいろと学習項目の内容やこちらの持つ技術水準や要望などを連絡し、

このツアーでの詳細まで打ち合わせを行っていきます。


そこから双方でやりとりをしながら細かいところまでベストな状況を作れるように内容を具体的に決めていきます。

この辺りがいつも後ろ手後ろ手に周り、

責任が不明瞭で具体性に欠けた曖昧な日本人(政治家を含む)のやり方だと中国でうまくいくことはありません。

(逆説的にいえば、決めなければならないことを無責任かつ、何も決めていけない人たちをどのように信用できるか、ということを知る必要があります)


井の中の蛙、あるいはカリフラワーの虫(カリフラワーの中に住んでいる虫はカリフラワーが「世界」だと思い込んでいる)


あるいは引きこもり的島国根性でずっとやりたい人はそれぞれに自由ですが、

それらが世界経済に関連する自由主義経済やこれからの日本を良くするとは考えられないのは明白です。

今回のツアー参加者では今のところ小学生と中学生が最年少です。

彼らにこの今現在の状況を伝え、共に感じたことを大事に

本当のグローバル世界での「日本」の将来を牽引していく役割を担いながらも、

中国との連携は心のこもった民間同士の文化交流を行い、

我々らしく未来を明るく、楽しく、心身共に健全で良好で

積極的かつ能動的にやっていきたいと思うのです。