今日もまたいろいろとインスピレーションが湧きました。

思うと自分たちの世代(30~40代)は空手ブームからブルース・リーへ移り、

カンフー映画大ブームが巻き起こって、ブルース・リーそっくりさんからブルースリャン、

そしてジミーウォング。

兄貴分サモハンキンポーからジャッキー・チェンやユンピョウの活躍があり,

(もっと細かいとショウブラザース、劉家良~袁小田からの流れでもあります)

そのほかマイケル・ホイやチョウユンファ、

レスリー・チャンなどのコメディや時代劇、あるいは現代劇の香港映画をよく見ていました。


実はこの年末年始からずっと映画をまた見るようになりました。


映画は人生の大事なことを気づかせてくれる

素晴らしいエンターテイメントだということをもう一度再認識しました。


日本でも多くの皆さんが映画を見て

中国武術や功夫:カンフーに憧れた方々もたくさんいらっしゃると思います。


自分にもそういう経験がありました。


1990年代からは本場の中国武術界にどっぷり漬かり過ぎたことが、良くも悪くもありました。

(あまりにも武術界での現実的過ぎた活動の中でロマンを感じられなくなることも実は多々あったのです・・)

いつの間にか忙しすぎてだんだんと映画を見ることもなくなり、

思えば少し寂しいライフワークだったように思います。


ふと今日思ったのは、

今でもきっとカンフーの使い手のように

身軽にひょいひょい自由自在に動いて

攻防技術を駆使できる身体になりたい、という皆さんがたくさんいらっしゃると思うのです。


その皆さんたちにチャンスをたくさん作っていきたい、いつもそう思っています。


思うに日本では、どこか標準的なスタンダードではなく、

何故か中国武術が違ったスタイルができてしまっています(やっぱりガラパゴス!?)


互いに品のない言葉で罵り合っては

ただボコボコと殴り合いをやりたいような暴走的職業格闘技の世界ではなく、

何か訳あり気でうしろめたさを感じるような不思議世界でもなく、

草食系動物たちの集まりのような、効果が出ているのかどうか、

しまりのない健康法的な世界でもなくて、

あるいは中途半端にスポーツ競技化してしまった故に「落ち」もなく、

落武者の如く引退させられた選手たちが行き場所もなくなっていく世界でもない。


「食べたい料理」を出してくれるとレストランのコックに誘われて

「食べたい料理」を注文したらいつも違う料理を出してくるようなやり方をするようなのは良くない。


Youtubeなどで見ればわかるように、

今や日本以外の外国諸国でも普及した多くの世界でも圧倒的に広まった本当の武術の普及活動は、

実際の活動がいつでも活気があって楽しさが感じられて、

マスターもメンバーもみんながみんな心身が健全・健美の雰囲気があって、

倫理道徳的教育・正義感を大事にしながら、

明るく元気が良くてユーモアに溢れていて、

武術を通じた国際大会や学習交流などで気づけば世界にいっぱい友人ができていて、

いざという時には

攻防技術を駆使して悪人ならば誰とでも闘ってやる、という気概・勇気と技能を持ち合わせていて、

時にはエンターテイメントとしてでも優雅に楽しんで、

気づけば仕事にもなっていたり、

あるいは他の専門の仕事とも両立しながら同時に両方共に楽しめて、

「人生は楽しい!!」


これなんです!


多くのカンフー映画ワールドで描かれていたのは

伝統ある東洋古典文学でもある、

思想・哲学・医療を含む健身体育・格闘技術の実践が中国大陸にて結晶・融合した、

「中国武術文化的美学」を永続的に大事にしていくライフワークの紹介でもあったのです。


今年は日本でもこのカンフーワールド的世界

あるいは空手やその他マーシャルアーツとの交流を含めたコラボレーション。


そして更なる大きな力強い一歩の実現を頑張る年にしたいのです.

がんばるぞー!


一緒にがんばりたい住人:仲間たちがたくさん増えていくのを僕らはいつだってお手伝い致します!