来週は2月3日が本当の意味での東洋の暦における正月元日春節。

現代日本では節分~立春を迎えます。


これからの2ヶ月が冬~春の練習の総仕上げの時期へと移行します。

一般的には寒さで動けないでいることが普通ですが(いわゆる冬眠状態)

動いてきた人はこの寒気の到来にでも身体の柔軟性は失われず、

血液循環つまり巡りを活性化できることを理解できるようになって、

よく動けてきた人はこれから春への移行期に動けなくなる可能性はもう何一つ問題はありません。

どんどんと動きやすくなっていきます。

冬は前半~中盤は呼吸機能強化、柔軟性の維持が重要で筋力アップなどの基礎体力は

強くなっているのでもう冬型の体質へと変わってきているので今後は安心してすすめられます。


今月は小寒~大寒の時期から気功の理論と実技を同時進行ですすめてきました。

これから立春が近づくのが空気の質が変わってくるのを本能的直感で解るようになるでしょう。

晴れた日の昼間は陽射しが益々強くなり、これから2~3週間後ぐらいにはその太陽の力の恩恵を受けてようやく大地が動き始めます。

(モグラがだんだんと活動をし始めて、人間界では気まぐれ的感覚の一般人であってもそろそろ動き始めていく時期でもあります・・実は全部が一斉に動き始めるということは大勢が一度にチャンスをも奪い合うことにもなりやすくなる、ということも抑えておきたいです)


本当の新春の到来で、動いてきた人は動かなかった人よりも当然良い動きでスタートがきれます。

(つまりは寒い時でも心身の感覚、大脳の反射の感覚が冴えている人は暖かくなれば当然早く身軽になれて、気運に乗ることができます)


この冬を堅実にしっかりと地道に頑張ってきた皆さんの更なる進展ためにも、

今年の冬~春~初夏までのもう行っている練習計画をしっかりと進めたいと思います。

これからの2週間ほどで冬の間に始めた短・長器械の学習を終えて、

そこからは日曜日は早い時間帯から全体として長拳の練習にと力を入れていきます。

今後は時間帯によって武術基本功の練習内容で分けて行っていく予定です。

(早い時間帯が技術水準:四段~六段 3時半からは一段~三段)


本場中国の1970年代後半~1980年代後半に活躍し

(わかりやすくいえばジェット・リー世代 彼は私の5年上で賈平さんと同じ年)

世界中への武術普及と発展を成し遂げた方々の皆さんの

標準:スタンダードになった練習方法の日本スタイル版を

お伝えしていきたいので、

規定甲組長拳を短くしてまとめた五段長拳の套路を活用して

全体として自選長拳の組み立て方などの、練習を行います。

(実は大量にyoutubeに動画をアップしておいたのはこのためです)


3月に行うミニ発表会は伝統拳術、あるいは器械もしくは自選長拳をできるようになるといいと思います。

来週を過ぎるあたりから冬~春への本格的な移行期です。


厳しい寒さに可憐な花をつける梅に学び、

今年の春移行からの皆さんの富貴長寿の意守を築いておきたいと願っています。