来年はもう2011年。









その10年前の2001年は武術関係者からのご紹介でアメリカへ、 かの映画少林寺の悟空和尚を演じた、憧れにあこがれた、

胡堅強フーチェンチアン先生を訪ねて武術を学びに行きました。

(初めて映画少林寺をスクリーンで見たのは公開前の試写会で、当時はもう武術を始めていましたが まだ中学2年生の秋のことでした・・・)



そして後にあるベンチャー企業のスポンサーを受けて、日本初のITを使ったジャパンIT武術学院という名称でインターネットと中国武術教室の融合体を行ない、

誰でも気軽にチャレンジできる武術普及の資格検定や講習会をやっていこうということでそのアドバイザーとして2003年の秋にもう一度アメリカ、コネチカットの少林武術中心へ訪問しました。

その後、日本へ胡先生をお招きし、

ジャパンIT武術学院と横浜武術院の顧問を引き受けて頂き、記念に演武交流会とセミナーを行いました。





胡堅強老師1

3

老師6
href="https://stat.ameba.jp/user_images/7b/3a/10014382028.jpg">胡堅強老師2

その後、そのベンチャー企業は業績悪化もあって撤退してしまいましたが、単独われらが横浜武術院では、その後もYoutubeなどのウェブサイトを使わせて頂けることがあって、ほぼそのすべてを現在に実現できました。



ここで自信がついたのは、企業組織だからといって「何でも可能性のある存在なのではなく」

個人個人のコツコツと積み重ねていくプロセス=功夫が重要です。

思ったよりは少し時間がかかりましたが、いいかたちになりました。

しかしこの機会で学んだことはたくさんあります。


1990年代~にはアメリカでは何でもありの格闘技、アルティメットファイティングチャンピオンシップが大流行し、

グレイシー柔術やロシアではコマンドサンボなどに人気がありました、そしてそれから10年経ち、

今やアメリカでもロシアでも大人気なのは「中国武術・功夫 カンフー」です。

日本では多種の武道があり、中国武術の普及は今ひとつ、そんな印象がありましたが、これまでの28年間以上ずっと現実を見続けていると理解できました。

中国武術は難しいだけなのでした・・

日本の悪しき習慣では先輩という存在が幅を利かせて後輩のレベルアップを潰したり、

気に入らない流派は互いに 諍いや争い事を起こしたり、

東西冷戦をも引きずっていた政治問題の組織的な感覚も更に足を引っ張っていました。

しかし、時代は今、この瞬間にも変わり続けています。


この1年後~3年後は違ってくるでしょう。

これらとはまったく関係のない新しい流れができてきます。

その流れは、今来ています。