一年に一度の晴れ舞台でもある演武交流会を終えて3週間が過ぎました。

日吉の丘太極拳同好会では映像・伴奏曲、テキストと全部揃ったので

健身気功五禽戯をスタートし、後半は太極刀を始めました。


でもやっぱり、気をずっと張っていたことから当日の会場スタッフをも兼任して頂いた方もあり、

少し疲れも出てくる時期でもあると思いますので、そういう場合ではのんびりとした静養も大事です。


終わってから、より意識付いてレベルの上がった雰囲気もあり、それぞれに大きな純粋な頑張りの成果を感じられて嬉しく思います。

それに会場に来てくださった皆様のあたたかな雰囲気も大いに頑張りに結びつきました。

そのことも御礼を申し上げたいと思います。


今回の演武交流会を終えて、次回は前半の太極拳・気功交流会では、

演武するのと健身気功や導引などの展示と同時に体験会を兼ねて行うのを二つに分けてがベストだと思うので来年はそうしようと思います。

それにやっぱり長くなってしまうので新たな伝統武術ルールに則り、1項目は3分以上4分未満、健身気功系列は6分未満で、短めの套路に編集して行いたいと思います。


武術院ではこの2週間に皆さん大きなまた意識変化があり「今日も自分はこうなりたい」という感覚が練習全体にあって、また新たなモチベーションが上がったのだな、と実感します。

今後の予定は、今の前半の棍術講習がひと段落したら、また伝統拳術講習を再開しようと思います。

候補は今年の5月に硬蟷螂である崩歩拳を勉強したので、軟蟷螂の総合蟷螂拳を行おうと考えています。

そして合間を見て通臂拳をもやっていこうと思います。

その他希望のある個人項目では早い時間帯と平日でやりたいと思います。

今年のこれからの目標は晩秋の訪れまでには養生法の概念における養収としての効能を意識して

呼吸力機能強化と同時に練功によって得られる血行促進を

常時良好にもっていける「功夫」の感覚を掴んでもらえれば、と思います。


今日はもう既に皆さんが、それぞれに目指した目標が見えているように感じました。

毎週、毎週が楽しみです。


どちらかといえばすべてが機械化していく世の中を見ながら、

やっぱり「人間の力」はすごい。そして素晴らしい。

そう思います。