今年の演武交流会を振り返って素晴らしいと感じたのは、

とにかく皆がみんな純粋にひたすらそれぞれの出来る中でそれぞれに頑張り続けたこと、だと思います。

実は昨年の冬から練習に入り、槍術や劈掛拳、匕首(短剣)を始めました。途中翻子拳も始めました。

GWの集中練習でも蟷螂崩歩拳を行ったり、三人対練をはじめ、7月下旬から集団も特訓をしました。

今のご時勢では意外なのかも知れないけれど、

我が横浜武術院では「大人」がとにかく頑張りに頑張った一年だったと思います。


子供たちもそれぞれに頑張っているけれど

「自分自身の意志」を貫き通して一昨日のステージ上では、その皆さんの輝きが素晴らしかったです。


「武術世界」というのは実は誤魔化しが利かない、

その人の打つ「拳」はその人の「心」が現れる世界でもあります。


(※しかし演じるものですから、出来においては各自にいろいろ起こるとは思います・・当然いつも私にも多く反省はあります・・しかしそれも心を磨く場だと思います)


自分の子供の時の記憶では、

大人はどちらかといえば怠けがちで口先ばっかりの人が多かったと感じていました。


自分が大人になった時は、「そうなってはならぬ」と信念を持ってやってきて今日まで続けています。

(しかし、それなりに怪我したり、辛いこともあるし、仕事などの物理的や時空的に大変なことがあったりしますが それでもめげずにやっています・・不思議な子供~少年だった私は、不思議なおじさんでも頑張ります!)


子供たちの目というのは正直です。


今年の演武会でも演武した子供たちの眼は一緒に頑張るお父さんや

同じ世代の私たちを見て、負けじと励んでいたように思います。


打ち上げでもみんながみんな同じステージの上で頑張って、とても大きな連帯感がありました。

それにはお母さんの皆さんのサポートもあってであり、

演武会当日の裏方の皆さんの準備や音響のお手伝いも含めた全部が全部のハーモニーが

うまくいったからこそ今回の演武交流会を無事に開催できました。


そしてそこに会場にいらして下さった皆さんの温かい雰囲気があったからこそ

楽しく演じられたことも感謝です。


皆さんがこの一年で、できるようになったことは可能性を実現できた証でもありますし、

それをまたこれからも信じていいはずです。


今回の演武会は大変だったけれど、一つのスタンダードモデルを創るのに成功したと思います。


もう、来年のことを考えています・・

とりあえず皆さんは疲れをとってリフレッシュしたりして今月をお過ごしください。


私は今日ゆっくりできて充電ができたので、また新たな展開のためにも明日から始動します。

また新たな夢へと向かって、頑張ります!