今日は午前中から上野の国立博物館へ「中国文明 特別展」を拝観へ行きました。

http://tanjochina.jp/

中国古代王朝の夏から商(殷墟)前漢~後漢~魏・呉・蜀の三国時代の舞台でもあった
河南省の史跡から発掘された素晴らしい文物の展覧会です。


$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-中国文明展1

$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-中国文明展2

中でも河南省の安陽で発掘された有名な漢字の先祖ともいえる

「甲骨文字:亀の甲羅や牛の骨などに記された占いの文字」の

「卜骨」を初めて拝見できました。そして戦国時代の竹簡も非常に感銘を受けました。


今日は時間をかけてその他、位置が変わったのですが
併設された日本考古遺物の展示会も良かったです。


久しぶりに土偶や埴輪、漢倭奴国王の金印などを拝見、そして本館と表慶館アジアギャラリー、法隆寺宝物館もゆっくり見てきました。


以外に思ったのはとにかく外国人がたくさん観に来ていました。


欧米系に混じって、韓国やおそらく広東語を話すのできっと香港人など
東アジアの皆さんの団体客の皆さんが多かったです。


やっぱり感じたのは21世紀はアジアの時代なのだと改めて実感しました。


我々日本人は数千年間のトルコ~中央アジア~インド~チベット~シルクロードを伝って

敦煌、中国、東北~南までの朝鮮半島~日本・・

アジア文化の歴史の伝来の中で生き抜いてきたのです。


明治~大正~昭和~平成と時代が変わり欧米文化も吸収をもひと段落が終えたと思います。

今日自分は改めて「アジアの誇り」を実感し、

これからの21世紀の地球人であり、

北東アジア地域の中に住む世界へ誇れる「勇ましき日本人」でありたい、と心に深く感じたのです。