道教の神々に五禽戯の始祖で偉大なる「華侘」が祀られています。

神医、華侘は曹操との人間関係が関連した理由で亡くなりました。

その残った資料は焼かれ、

二人の弟子があり彼らがその華侘の智慧を現存するまでの活動を行って来たからでした。


私が想うには90歳まで生きた呉普の技が残って私も学ぶことができたのだと思います。


今はIT社会、自分がその学んだ理論はもう既にウェブに書き記しました。

来月の9月下旬で武術人生を始めた28周年を迎えます。

長いか短いか、それは正直よくわからない。

しかし、

3年前から3回に分けて集中して学んだ1800年前に編み出した華侘五禽戯の智慧。

つまりはこの武術界に足を踏み入れ、ずっと日々の間に培ってきた実際の技と

理論が自分の本心が知りたかった「すべて」を短い期間でも一気に学び体得できたと思います。


よく思うのですが、今は毎日が何か不思議な気分です。

人間、どれくらい生きられるのかは、それは天命だと思います。

長寿が幸せだ、という人もいれば、長生きは幸せではない、という人もいます。

短い人生を駆け抜けて幸福な人もいれば、短い人生で残念だ、という人もあります。


今自分が思うに、

たとえ明日の朝 目覚めていなくて死んでいたとしても自分の人生は既に幸福だと思うし、

これから50年生きて90歳を過ぎてもこんな感じでいるのも幸福だと思っています。


人それぞれに、天命に生きて、天命に死す。

これが大きな時空の中での自然なのだと思ったりするのです。