五禽戯 ごきんぎ wuqinxi

吐納・導引の技術に虎鹿熊猿鳥などの動物の技巧を取り入れ体育運動にと昇華させた。

正式に認められた中国の古典歴史書にあるものは「荘子」や「淮南子」にある「導引」が最も古く、
次に後漢2世紀頃の成立 1800年の歴史があり、
「魏志倭人伝」の原本である歴史書「正史三国志」に記されてある。

神医と呼ばれ道教の神の一人にも祀られた華侘が創作、すべての象形拳 武術気功としての動功のルーツ 



六字訣 ろくじけつ liu zi jue

南北朝時代4~5世紀頃の成立。発音しながら動作を行い。
音声と臓器の連動から呼吸法、発音することで舌・喉を意識し、耳を活性化する。
真言・マントラを唱える。




易筋経 えききんきょう yi jin jing

唐の時代、8世紀には成立していた。仏教の伝来に伴い、
達磨大師がヨガの技術・瞑想を伝承し発展していった。
少林武術の成立にも大きく影響を与えた。



八段錦 はちだんきん ba duanjin

宋の時代、10世紀頃の成立。
伝統の易筋経十二段錦から縁起の良い「八」になぞえられ簡略化し動作が判りやすいことから
明の時代、清の時代に大きく流行し広まった。