いつもこのことばかりを考えています。


それは自分自身だけのことではなく、

自分の周りにいて下さる皆さんのためにもそれは全く同じです。


世間には常に自分のメリットのことだけ考えて、

あるいは周りの人へ喜んでもらえることに関心は無い人が多くなった現実を知っています。

教え子にも、こういう傾向が顕著に見えた人に対しては、時には私は厳しく指導することがあります。


それに今現在は無意識的なのか意識的にも

多くの人々が簡単に不快感を感じるような迷惑ごとをばら撒くような人間たちも多くなったみたいです。

自由は確かにありますが「ただの身勝手なこと」ならば、これらを一切肯定はしません。

最近は何でもありが「ただの身勝手なこと」を勘違いして「自由」というならば、

素直に想った倫理道徳的にもそぐわないものならば、

絶対に認めないという「自由」も我々にはあります。


教育というのは時には「認めない」「許さない」という選択肢を明確に表すことも大事だと思うのです・・

こんなことまで意識的にも語らなければならなくなってしまった日本社会。

他国のことを心配するよりも自国の心配も大事・・



今日は先ほど武術院の練習を行いました。

前半は健身気功 五禽戯

後半は伝統華侘五禽戯の活歩十三式と慣れている方や体力のある方は虎戯を練習しました。


そして先日、短期間で頑張った蟷螂崩歩拳の復習です。


今までに伝わる歴史があり、縁あって自身が学べた拳を大事に打ち、蹴り、関節技などを考えながら行い

身体操作を自由自在になるまでに鍛錬しながら自分の心身を守る意識は自然と強くなります。


練習の中では自然に互いの練習仲間たちと協力し合い、

それぞれに考えながら参加する皆さんが「このひととき」や「おもいやり」を大事にしています。


人それぞれが成長することを喜び、自分自身の成長を喜ぶこと。

このような瞬間に出会えた時に自分が大切にしているものを実感できます。


今日をよくするためには努力が必要で、昨日まで、その前の日まで。

あるいは先月、数ヶ月前。

数年前。数十年前。

すべては積み重ねです。


中国武術の歴史は長い。


積み重ねのすべてが集約されています。

自分たちに届くまでに多くの「想い」が詰まり、多くの皆さんの知恵や工夫や努力が含まれています。


「感謝!」


今日の努力は明日に繋がっている。

そしてそれは未来まで。


そのためにも、また明日頑張ります!