現代日本にはとにかくストレスの溜まるようなことが多いと思います。

時間に余裕もないし、食事も偏りやすい。

人間関係も複雑でわかりにくく、老若男女、とにかく何が何だかわからないことも多いです。

武術運動は本当に正しい理由と意味があって、全身くまなく手の先から足の先まで動かし、

全身をねじる動作は五臓六腑すべての内臓のはたらきを活性化し、ありとあらゆる血行促進がはたらき、新陳代謝が良くなり、

悪性腫瘍(癌:これは流れが滞ることで体内にできる岩という意味です)は体内で起こりようがない(動かすうちにありとあらゆるすべてが流動的になって消化されるからです)


全身の関節を動かし活性化していくことで骨という骨を強くし、

動かすべき必要な筋肉を発達させられ 自立神経の反応は高まり、意識して行う呼吸法や瞑想などによって副交感神経のはたらきも良くなります。ゆえにリラックス感覚も得られやすい体になります。

思い出す、憶えるという連続の記憶力の強化、このことによる大脳の活性化に繋がります。

(効果として 心地よさ楽しさが自然と生まれます)

とにかく日本人の多くの問題を解決するのにも武術をやるべきだと思います。

(日本の武道も武技として素晴らしいですが全身くまなく自然体で無理なく動かすことができる、という面で中国武術の導引などの運動方法をも取り入れて欲しいです)


しかしここで大切なのは正しい指導者の行っているところでやりましょう、

正しいとは、私の学んだ師の皆様の雰囲気や感覚のことから語ると、

積極的でいつも前向きで明るく朗らかで、ユーモアがあり 礼儀正しく、心地よい雰囲気を感じられ、

自ずから生まれる哲学と美学が生まれそれは立ち居振る舞いにも現れます。 

正義感にあふれ 賢きことを重視し愚かさを憎み 

心身共に仁義の正しさを守衛するための「武」の精神をすべての師は大切にしていました。


(陰湿や揚げ足とり、不健康な暗い雰囲気、マイナス思考・消極的さは有り得ません・・これらがあったらそれは武術ではない)


ただの自分勝手から生まれる、大した意味や理由のない傲慢さや自意識過剰さが溢れた空気の中に住んで生きていれば、

その住人たちの人の心は歪んで体も不健全さから病魔に冒されていくだけです。


私は現代日本人の一人として我々の周りにもすべての未来をよくするためにも、

謙虚に歴史的に中国大陸から学んできた漢語や文化のルーツと同じように武術を大事にしています。