今回は精神論ではなく、現実的な話です。

民主党政権になり、日本国民の民意が政府を動かして選択できた という

日本の民主主義の在り方を確認できたことは喜ばしいのですが、

現行政権の今行っていること(事業仕分け)の結果から予測して

この国の経済状況がどうなっていくかを考えなければいけない時期に来ています。


無駄を減らすのはとても良いことですが、ずい分と未来を見ていなくて、

短期間の荒療治に入っているためにこの結果からはだんだんと間接的に業績が悪化する企業も出てくるでしょう。

(大きな廃止のある公共事業は、その下請けの業種に影響が出ます)


今は自力で業績を上げ、

よい方向に向かっているユニクロのファーストリテイリングなどのやり方はまだまだ伸びるでしょう。

(柳井さんもあちこちで叩かれながらも今、その強さを発揮しましたね)

そこから考えると今年のもう1ヶ月半後の年度末や

2~3月の決算期前には深刻になるところも出てきて、

来年4月後~も全体的には大きな日本経済の好転は難しいと思います。


つまりは日本経済はまた更に景気悪化の二番底に落ちていく、

という現状も業種によっては予測して様々な事に当たらなければならないと感じています。


ですから注意すべきは、政治経済の流れの中で今現在に大きな投資などがうまくいくことはなく、

ネット上では海外投資の勧めなんてやっているところが出てきますが、

これらの聞く耳には「うまい話」とか、あるいはマルチ商法なんていう、

時代が行き詰った時勢にはたくさん出てくるので

この種の雰囲気のある人たちには警戒して気をつけましょう。


(今の不況は、プチ・サブプライムローン問題日本版も起きていて、好景気の時の一斉投資が大きな負債に変わりつつあることが元凶です、3年前ほど前一時期のネットでの株投資なんてものも全部仕組まれていたことを思っています。アメリカのしくじった負債は日本も請負い この復活では中国頼みです)

基本的に景気の良くない時は デフレ状態が続き 安いものに意識が回り

小回りでのお金しか世には回りませんので、

やっぱり倹約と「必要なもの」を大事にする意識が動きます。

(私は普段から元々倹約家なので、昨年秋からの不況にも少しは影響を受けましたが今回も大丈夫です、むしろまたこんな時代から、新しいヒントを得て勉強になっています)


今後一年間は忍耐の時で

経済が好転するきっかけの後に動き始めに向けた計画を今から立てていくことがベストだと思っています。

それまでは時代の空気が悪いので、これらの「気」から もたらされる心身への悪影響を避け、

身体を資本として むしろ気楽に大事にして、

ゆとりを持ち 大切な家族や友人、仲間の人と人との信頼の中で

自由闊達なタブーのない意見交流(飲み会?)や楽しい活動で時間を有意義に活かし、

時間に追われたデジタル・機械的なマシンのような生活ではなく、

時間を味方につけて

人間的な楽しさをのびのびとゆっくりと実感していくライフワークをするのがベストだと思います。

喜怒哀楽を共感しながら、一生懸命に生きていく「人」と「人」との「心からの結びつき」が一番大事で強いのです。

(大事なことは、必ず近いうちに利権を放棄してからまた新しく動き出していく経済の好転する時が絶対に来るので、

その時期を待ちながらも今後の時代の流れを予測・研究してチャンスを築いていくことも良い勉強です)