あと一ヵ月半で今年も終わります。

もうできるだけ年内にやらなければならない作業や準備は早めに終わらせて

余裕のある12月を今年は達観してすごしたいな、と考えています。


昨年の秋から今年は世界不況の影響もありました。

フィットネスの仕事もクラブによっては大変なところもありましたが、なんとか順調にやって来ました。

武術院の一年は

不況の影響なんか無関係でとても有意義で上達・進歩した皆さんの活気にいつもまた力をもらえます。


(もう忘年会のことを考えています、最後はやっぱり中華かな~ 亳州で周金鐘老師にもらった古井貢酒を出そう!)


本当に有難いです。


世の中を見ながら、いろいろと想うこともあります。

でも最近よく思うのは、自分の今までに過ごしてきた過程・プロセスです。


人生に誰でも苦労はつきものですが、それに負けずに必死に立ち向かう勇気はやっぱり大事です。

うまくいったり、うまくいかなかったり、たくさんあります。


でも、やっぱり「うまくいかないこと」の中に考えるヒントがいっぱいあって、

すぐにあきらめたり、投げ出したりすると、

そのヒントに気付かずに終わってしまうのかな、とも思いました。

不器用でいい、何回も挫折を乗り越えてこそ、

百戦錬磨の経験からくる技が身につき、味のある人間になっていけるのだと思います。


荘子の思想を受け継いで、これからも同じように、

いつわりのないもの、飾りのないもの、純粋なものを熱愛し、

生命を害うもの、真実を歪めるもの、自由を束縛するものを激しく憎むでしょう。


つまりは「何でもあり」になってしまった現代へ

「良いものは良い」「駄目なものは駄目」と断じることも勇気です。


誠ある真実を大事にして、素直と素朴にいて、生命が喜ぶことだけを行い、

嘘つき・偽善を感じた人々は遠ざけ、いつも安心して自由でのんびりいたい。


最近ようやく、少し肩の力も抜けてきて 何か不思議な楽しさ!?を感じながら毎日を過ごしています。