いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ

うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす


色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならん

有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず


特に、

「色の匂いがしても、散ってしまうものなのだ、我が世とはいってもそれは誰であろうとも、

いずれ無くなってしまう無常なものだ」

というところに詩情があります。


人生を一生懸命に頑張って、しかし無理をしてまでも執着はしない。

そんなことを教えてくれています。


いろは歌ってすごいです。

同じ文字を重複せずに、この意味をもたせて言葉を教える、という高い教育水準に脱帽します。

健康法にしても文化にしても古えの人は素晴らしいと感じます。