昨日、今日は久しぶりの2連休でした。
今日は、よこはま動物園 ズーラシアへ五禽戯の研究をしようとひらめいたので行ってきました。
五禽戯は虎鹿熊猿鳥の動きから、動作を取り入れた動気功で、
その他 太極拳や多くの武術運動のルーツ
(龍・虎・蛇・豹・鶴の少林五形拳も明代に五禽戯からの取り入れて発展した拳術だといわれています)
であり、1800年の歴史を持つ運動です。
創始したのは2世紀の中国・三国志の時代に実在した「神医」と呼ばれた「華侘 かだ」です。
私は今、日本における華侘五禽戯の伝人としての普及活動を毎日頑張っています。
そのために毎日、横浜のあちこちで見かける動物たち
(猫・鷺・タヌキ・江ノ島や鎌倉ならアライグマ・リス・トビ など)を観察しながら、
その動きの特徴を見抜いて 指導に役立てています。
今回は以外にも近くだったズーラシアへ初めて見学しました。
先ず「虎」スマトラトラがいたので、しばらくじっと見てその動きを勉強しました。


虎はものすごい「気力」を持っています、近寄られるだけでも威圧感を与えられます。
長くじっくり見ているとやわらかな動き、そして力強さを感じました。
そして「鹿」がいなかったので「オカピ」を見ていました。

「オカピ」はアフリカの動物でしたが、鹿のようなしぐさもしました。
遠くを眺めたり、ふと振り向いて考えていたり、しなやかに軽々と歩き足元を見つめたりしていました。
次は「熊」ツキノワグマはずっと昼寝をしていましたので、ホッキョクグマを見ていました。


体が大きくとも身軽で肩や背中を揺らしながら動き回っていました。
そして「猿」テナガザルやチンパンジーなどがいましたが、やっぱりニホンザルが面白かったです。


本当に疲れるということを知らずにあっちに行ったりこっちに行ったり、
急な崖でもひょいひょいと乗り越えて、ノミがいるのかいつも腰周りを掻いていました。
次に「鳥」は真鶴を見ていました。羽は広げると大きく、立ち姿は優雅に見えました。

全てにおいて感じたのは、動物の行動は全て自然体であり正直であり 純粋で素朴です。
無理なことはせず、働き、眠り、食べて、時に闘い、あるいは逃げる。
本能を生かし、自分の生命を自分の意志で大事に守りながら
ひたすらに毎日を生きて、生き抜いて、それを全うする。
我々人間の世界はどうか。
人間関係というのも複雑でわかりにくく、
不自然な作為が多くある現実を見ると、禽獣以下なのではないか、なんて人も想います。
お芝居ならシナリオはありますが、誰であっても人生にシナリオは無い。
自分の生命は自分の意志にある。
世の多くの人たちは、ペットのように権力者の誰かに飼われているようであったり、
あるいはプロジェクトなんて呼ばれても所詮作られた「シナリオ」に
乗せられている人も多いのかも知れません、
もしそれに乗せられていたのなら
結局、それは自分の人生における自分自身の「意志」の放棄をさせられてしまったようにも思えます。
華侘始祖は五禽戯を作るのに、この五種類「虎・鹿・熊・猿・鳥」を選んだのは本当に感動します。
この五種類の動物に共通するのは、
生活が自立していて、闘う勇気を持っていて 生き方がのびのびと自由である、というところです。
今日は彼らにとても多くを教えてもらいました。ありがとうございます!

今日は、よこはま動物園 ズーラシアへ五禽戯の研究をしようとひらめいたので行ってきました。
五禽戯は虎鹿熊猿鳥の動きから、動作を取り入れた動気功で、
その他 太極拳や多くの武術運動のルーツ
(龍・虎・蛇・豹・鶴の少林五形拳も明代に五禽戯からの取り入れて発展した拳術だといわれています)
であり、1800年の歴史を持つ運動です。
創始したのは2世紀の中国・三国志の時代に実在した「神医」と呼ばれた「華侘 かだ」です。
私は今、日本における華侘五禽戯の伝人としての普及活動を毎日頑張っています。
そのために毎日、横浜のあちこちで見かける動物たち
(猫・鷺・タヌキ・江ノ島や鎌倉ならアライグマ・リス・トビ など)を観察しながら、
その動きの特徴を見抜いて 指導に役立てています。
今回は以外にも近くだったズーラシアへ初めて見学しました。
先ず「虎」スマトラトラがいたので、しばらくじっと見てその動きを勉強しました。


虎はものすごい「気力」を持っています、近寄られるだけでも威圧感を与えられます。
長くじっくり見ているとやわらかな動き、そして力強さを感じました。
そして「鹿」がいなかったので「オカピ」を見ていました。

「オカピ」はアフリカの動物でしたが、鹿のようなしぐさもしました。
遠くを眺めたり、ふと振り向いて考えていたり、しなやかに軽々と歩き足元を見つめたりしていました。
次は「熊」ツキノワグマはずっと昼寝をしていましたので、ホッキョクグマを見ていました。


体が大きくとも身軽で肩や背中を揺らしながら動き回っていました。
そして「猿」テナガザルやチンパンジーなどがいましたが、やっぱりニホンザルが面白かったです。


本当に疲れるということを知らずにあっちに行ったりこっちに行ったり、
急な崖でもひょいひょいと乗り越えて、ノミがいるのかいつも腰周りを掻いていました。
次に「鳥」は真鶴を見ていました。羽は広げると大きく、立ち姿は優雅に見えました。

全てにおいて感じたのは、動物の行動は全て自然体であり正直であり 純粋で素朴です。
無理なことはせず、働き、眠り、食べて、時に闘い、あるいは逃げる。
本能を生かし、自分の生命を自分の意志で大事に守りながら
ひたすらに毎日を生きて、生き抜いて、それを全うする。
我々人間の世界はどうか。
人間関係というのも複雑でわかりにくく、
不自然な作為が多くある現実を見ると、禽獣以下なのではないか、なんて人も想います。
お芝居ならシナリオはありますが、誰であっても人生にシナリオは無い。
自分の生命は自分の意志にある。
世の多くの人たちは、ペットのように権力者の誰かに飼われているようであったり、
あるいはプロジェクトなんて呼ばれても所詮作られた「シナリオ」に
乗せられている人も多いのかも知れません、
もしそれに乗せられていたのなら
結局、それは自分の人生における自分自身の「意志」の放棄をさせられてしまったようにも思えます。
華侘始祖は五禽戯を作るのに、この五種類「虎・鹿・熊・猿・鳥」を選んだのは本当に感動します。
この五種類の動物に共通するのは、
生活が自立していて、闘う勇気を持っていて 生き方がのびのびと自由である、というところです。
今日は彼らにとても多くを教えてもらいました。ありがとうございます!
