中国代表 杨屿泓(上海)が国際武術連合主催の大会で長拳が17位というのを知りました。



内容を見ながら感じたのはとにかく「不自然」です。

(杨屿泓の試合は今までに3回、上海国際武術博覧会で実際に見ています)

彼が昔から得意にしている起勢の騰空擺蓮脚720度着地の角度を

意図的に回転を足りなくさせたのかな、ということと 

意識的に減点しまくったのは馬歩着地なのかな と気付きました。


ふと 何気なくそれに、連想してしまったのが1987年の横浜のアジア選手権大会で

太極拳・中国代表上海チームの薫倍さんの事を思い出しました・・


この業界では、

以前からいくつか疑惑や指摘のある「やらせ」なのか「罠」なのかを直感で思ってしまったのは、

私の性格が疑い深いことなのでしょうか・・

あるいはその「業界」での常識!?なのでしょうか。


スポーツの採点競技はとにかく「何故!?」というアンフェアな疑惑を

多くの人々に印象を抱かれたら

もうその時点でその種目は世の人々から支持を得られることは無く、

その競技そのものがだんだんと駄目になっていくと思います。


それをまだまだマイナーな競技界はそれをやったら命取り・・・

残念ながらそれ以外の選手たちもその「?」の影響を受けてしまうと、

結果的には多くのマスメディアは敬遠してしまうので、

それが今後も大きくマイナスイメージに働いてしまうと思います。

(いずれ今大会結果のことも上海で、知人にいくつか聞いてみようとも思います)



Partial results list:

1 T3701 LEE Jong-Chan KOR 9.75
2 T4103 JIA Rui 贾瑞MAC 9.74
3 T3404 Daisuke Ichikizaki JPN 9.73
4 T3405 Masashi Harada JPN 9.70
5 T4302 NG Say Yoke 黃世育MAS 9.69
6 T3406 Etsuro Shitaokoshi JPN 9.69
7 T5604 Vladimir Maximov RUS 9.68
8 T3702 JO Kye-Yong KOR 9.67
9 T6801 Alfred Hsing USA 9.65
10 T2806 Erwein Wijayanto INA 9.60
11 T2804 Charles Sutanto 陈建升INA 9.59
12 T4301 ANG Eng Chong 洪荣钟MAS 9.57
13 T6703 Sergii Romaniuk UKR 9.55
14 T4102 CHU Chi Wai 朱志偉MAC 9.53
15 T3001 Ehsan Peyghambari IRI 9.51
16 T2802 Aldy Lukman 罗志腾INA 9.49
17 T1201 YANG Yu Hong 杨屿泓CHN 9.49

2006年上海国際武術博覧会 競技会での杨屿泓の長拳



今年の4月の予選



http://www.youtube.com/watch?v=NOpXkM8nnoE

先月の全国運動会決勝での長拳(なんとなく 元気がなくて、いつもの彼らしくない)