一口の水を飲んで「おいしい」と感じられるだけで喜びを想う時があります。

人間のからだも60%以上は水分でできている。

自分の肉体の60%を構成している成分の味がわからなくて何の味がわかろうか。


地上に水が無ければ全ての生き物は存在できない。

ありとあらゆる全ての物質も成り立たない。


素晴らしい水や風土に恵まれている国。それが日本。


私が思うに 幸福の味は「水」の味。

有難みを知らない人間は世界のどこへ行っても何を口にしても永遠に「幸福の味」を知ることができないでしょう。

危うき、彷徨える人間たち。


世はストレス社会だと多くの人が言う。ストレスを抱えないように、ストレス発散とたくさんあります。

しかし実はストレスを人に与える人間のことを考えてみると、発見があります。

彼らの多くは単に満ち足りることを知らないだけ(無知)で稚拙な者にしか過ぎません。


今の日本では政治家たちのコミュニティーが崩れ、

次は経済界のコミュニティーが分裂していくことになるだけで、

その不安からくる幻想が今の不況の元になっていることに気付きます。



日本の周りの海の水が無くなった訳でなく、川や湖の水もある。天からの恵みもあります。

風が吹かなくなったこともなく、大地の土が涸れてしまったことでもない。


賢い多くの人々もいます。


何もなくなるものは無く、全ては既に与えられている、と思うことがあります。

風の吹く先を見て、水の流れる先をみます。

そこに全てが既にあると思います。