今の世の中を見渡せば「何でもある」

しかしそれは物質的なモノの限定的な満足感を知るのみである。


人の目につくところには、

「小さいものより大きくみせて」

「弱いよりは強くみせて」

「虚しいところよりは、享楽的にはしゃいでみせる」


外に見栄を張るのは内面(心)に自信がないからです。


「大きいよりも小さなもの」を。

「強がっているよりは、弱さを知る優しい」ことを。

「享楽的に無意味なことを繰り返すよりは、虚を知る」ことを。

これが一番大事。


人間は見た目だけで誤魔化したとしても、時間が経てばすぐに自ずから滅していく。

本当の「外面」は「内面」から出ていく。

それは全てが「心」のはたらき。


時に 言葉には出せず、文字にも書けず。

それは、

ただ「存在する」ことの大切さを知っている想いだけです。

「宝貴」