武術競技は2002年に高難度動作を盛り込んだルールに移行し、2003年から より力を入れ
2006年からは国際大会にも加えました。
武術の攻防技術の部分よりは跳躍難度動作において高得点が配分されるために、
ずい分とスタイルも変わり「舞術」になってしまったという懸念も多く意見があります。
現在の中国では
「新ルール」と「変更前の一般普及されたルール」「伝統武術ルール」と大きく3つに分かれました。
(※しかし中国国内で一番人気がないのは残念ながら「新ルール」です・・
しかし意外に華僑の多い中華圏の国々や ロシア、北米・南米などでは以前よりも普及がより大きくなりました)
今年の5日後に行われる中国の全国運動会の予選が上海で行われ、その模様がありました。
トップから袁暁超、趙慶建、杨屿泓の順で点差は0,1でした。
私は、この中でも個人的に注目したのは四川省、朱雷明の長拳でした。
http://www.youtube.com/watch?v=SW75XS9KRU0
中国ではスポーツ界の中でも政治力や金銭力を使ったりすることもあり、
チームによってはその裏側からのサポート力のおかげで上位に行ける、ということが残念ですが
いくつか多く例があります。
四川省は歴代、
私の学んだ安徽省、湖北省と同じく裏の力を使わず「実力主義」で勝ち上がっていく伝統チームで
私の好きで応援しているチームでもあります(指導者では有名な熊長貴さん、任剛さんが今も頑張っています)
将来が期待できそうな選手です。