季節は仲秋を迎えました。

心身共にしっかりしてくる時期で基準になる身体感覚を掴むべき時候です。

古来、からだにおける三宝とは「精・気・神」と呼びました。


本来「元気:元々の気」の語源は「元精・元気・元神」の元気から来ています。

人のからだは「精を得て、気を得て、神を得る」

五臓六腑、四肢百骸がしっかりし、五官九竅が通り、皮筋骨肉がつくられてこそ健全な心身ができてくるのです。


しかしながら世の多くの人たちは、

その大自然の秩序だった からだのはたらきをを知らず、混乱と無秩序な行いをするうちに、

気を病み、精を病み、神を病んでしまうことをしてしまい、

更に多く広めてしまうような結果になってしまっているのに残念です。


あなたも元気、わたしも元気、皆さん元気。

これが社会の理想とするべき目標です。


しかし、いつの日かこの国では、

あなたも病気、わたしも病気、皆さん病気。


一般世間では、

あなたも不景気、わたしも不景気、皆さん不景気。


こんなにしてしまった社会環境・人間環境で何ができるのだろうか、と思うのです。


国家も力を入れて、人間科学や健康(健身)運動文化にもっと真剣に真面目に力を入れるべきです。

世の多くの人々は、ただ自分から逃げて誤魔化す人が増えたようです。


しかし多くの人がやらなくても、関心や興味をもたなくても、

自分は頑張って、たくさんの元気な人たちの世界の構築を目指し、

これからも継続して頑張っていこうと思うのです。