今年の夏はのんびりと過ごしたせいか、

自分で言うのもおかしいかも知れませんが、ずい分と頭脳が冴えているように思いました。


何とはなしに慌しく街行く人を見ていたり、自分の過去の様々を思い出してみたり、

シンクロさせるとたくさん感じるものがあります。

我々の40歳前後の世代の人たちは

「いいえ」と答える選択肢を与えられず「決められたモデル」にほとんどが従わされていたのだな、と感じます。

こういう生き方が良い、こうしなければならない、こうあるべきだ・・いろいろあります。

当然倫理道徳として守るべきことは必ずあります。

それはそうでなければ世の中が混乱や悪影響が起こらないようにすることでは

永遠に守らねばならないことでもあります。


近頃では、かつて駄目だ、といったものが良くなったり、

かつて良い、といっていたものがたくさん駄目になったりしている現実があります。


実はある自己判断力の乏しかった大衆へは意図的に作られた「決められたモデル」に近ければ良し、

遠ければ駄目、

そんなやり方を国の組織が先導して知らず知らずに洗脳させられていただけだったようです。

(悪徳商法などのやり方はおどろくほど、そっくりだったりします・・連想としてヒントに結びついたのでしょう)


実は今思えば、気付いている人はあまりいないのかも知れませんが、

それは単に目安でしかないものに、それが絶対的なものだと勘違いをしていただけのようです。


いつの間にか始まった「決められたモデル」の崩壊をありとあらゆるところで毎日見せられている気がします。


かつてはこういった大衆的モデルの迎合とは相容れずに規格外になり、

直感が鋭くて、行動力のある方々は一時期、肩身の狭い思いをさせられていたようにも感じましたが、

もう世界はこれから大きく動き出してきています。


真剣な技芸を磨きながら生きてきて「お金で買えない能力」を身につけたアーティストたちは

実は精神的にとても強く、

多くがそういった時期を経験していくものかも知れません。

(最近は意図的に規格外を自分で演出するような人もいるみたいですが、

個性とはそういうものでもないと思います)


直感の鋭く、善良な人々が楽しくのびのびと暮らしやすい社会を目指して、

自分は自分のペースでと楽しく頑張っていきたいと思います。


自分らしく生きて行く自分の「生き方」は自分自身が過去に学び、

毎日更新しながら良い方向へと つないで未来ができていくものだと思っています。