ここ最近、仕事先や知人たちの自分の周りがやたらと中国に興味を持つようになってきた感じがします。

日本では大きく世の中が動き出してからみんなが興味を持つ傾向がありますが、

それは感じるに多くの人々はゆとりがなくて自分の意志で「考える時間」が少ないのかも知れません

日本政府の不況の「底入れ宣言」を受けて今後の世界経済の展開では


中国をターゲットにしたビジネスが大きく動き出すでしょう。

しかし中国でのビジネス展開を甘くみてはいけません。


甘い試算や見積もりで日本的に勝手に夢見た計画を実行すると、

赤字どころか、大損をすることもたくさんあります。

ここ1年間ぐらいの間「毒ギョーザ事件」の風評騒ぎで皆が皆中国を敬遠し過ぎていたことが、


実は日本を除く海外資本が一気に中国国内で展開し 改めてこれからの日本企業の参入をするのが難しくなってしまっただろうと感じます。

(ある意味では、中国政府のしたたかさがあって 一時期はジャパンマネーのおかげで北京国際空港など多くのインフラ設備をかなり進めることが出来、


他の国からの参入をしやすくなったことで中国は一番大きな経済的メリットを得たと思います、


しかし大量の異文化や考え方が短期間に流入したせいで精神文化面で混乱したデメリットもあるようです)



確かに今中国は日本と同じように若年層でも欧米的ビジネス展開をして裕福になった者も少なくありませんが、


あくまで経験の少ないリスクがいっぱい伴っています。

中国を相手に仕事をする、というのは長い目で見て 具体的なところから話しを進め 


信頼できる関係を完全に構築してからもゆっくりと着実に展開していくことが大事です。



大胆かつ慎重に、そして慎重かつ慎重に、だと思います。

(これが日本人的慎重と中国人的慎重の発想が異なっているのも理解しておくべきだと思います)