今朝から予測通り、大騒ぎが首都圏でも始まりました。大方予想通りだな、と思います。


おかしいな、と感じるのは「期間限定の基準」で今現在~これからの体調を崩しつつある人をも


「先ずレッテル貼り、ありき」で皆が皆 同じ思考で判断し始めていることです。


相変わらず自分の考えを持たない日本人の「アイデンティティの弱さ」を様々な面から実感します。


先ほどやってきた午前中の都内の大手クラブのレッスンでは、


やはりほとんどの方が心配そうな顔をしておりました。



こういう時は皆さんにずっと中国本土での研究と実践をしてきた「養生」の運動の効能の尊さを伝えるのに


タイムリーで非常に集中力の高い雰囲気があり、とても良かったです。

「導引:導気令和 引体令柔」というのは本当です。


そして五禽戯から虎:腎臓 熊:脾臓 鳥:肺臓を「意識的に活性化できる」という意味を、

このような時勢における効果の重要性をお伝えするのに、


いい形でできた事でむしろ大きな信頼と好評を頂きました。


(つまりは無意識的に発症してしまう状況:悪寒、発熱、呼吸困難、嘔吐、下痢に


関連する肉体の部位の感覚を良好な健康状態で実感できれば良い、ということに尽きます)



やっぱり「幻想による恐れ」を打ち破るのは実際の身体機能強化による「効果」しかありません。



終わった頃は皆さんが和やかな笑顔になりました(至って、いつも通り)


とにかく毎日レッスンでこれを強調してやっていくしかありません。



だんだんと流行が北上してきたので(関西以下はもう既に高温なので該当者はきっと少ないでしょう)


明日以降は関東地方一帯は天気も下り坂になり、


対象者は関東地方全体に広がる(広げる!?)ようになりそうです(陰暦四月二十九日が今度の土曜日)



今日の夕刊の見出しには「厳戒」なんて大きな文字の見出しを並べて、


「何が起こったのか?」なんて感じるほど、日本人が日本人に「脅し」をかけているようです。



実際いつも現場にいて感じるのは、ただ漠然と怯えている人々は


「マスコミなど芸能関係者」や「お役所」の人たちのように感じます。

彼らはいつも1日中屋内にこもっていたり、


普通一般の生活とは異なる生活で世間知らず故に騒ぎ立てることしかできないのかも知れません。

その騒ぎに巻き込まれる大衆も情けないように感じてしまいます。



それぞれにある毎日の現状を普通にしていればいいだけです。



しかしながら医療関係者の皆さんは、とかく世の中が不安を煽るので とてもストレスが溜まるように思います。

そしておそらく今日から首都圏でもたくさん医師の診断を求める人が増えて、


かえって疲労から医療関係者の方々が体調不良を引き起こしそうな気がします。



とにかく多くの人々が憶測の上に憶測を重ねて、


推測の上に推測を重ねて「別次元」の世界に引き込まれている現実があります。

危機管理に意識を置くことは大事なことですが、


本来誰であっても身体自己管理は当然のことなのに(我々は至って普通のこと)



いい加減な体制や、口からの出任せや出鱈目ばかりを言っている


フィットネスなどの運動指導者や医療関係者には、


その普段やっていることが役に立つかどうかを試すには「いい機会」だと思って、この騒動を眺めています。



これから1~2週間は世間の多くは「疑心暗鬼」に包まれているのと、今週末は天候が崩れてくるようなので

「その時」にまた新たな「該当者」が現れて(探し出して)来そうなので、


注意しながらも 自分はいつも通りに頑張ろうと思います。