http://www.youtube.com/watch?v=hBIDU_Wyuzw&feature=related
前回、1作目の私の感想。
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-10160891238.html
今朝一番でレッドクリフ2の上映を観てきました。平日の午前中でも座席は半分ほど埋まり
年配の方々が多く観に来ていて世の感心の高さを思います。
感想としては今現在の世の中にメッセージとしてとても良いものだと感じます。
昨今の日本や世界でも感じたのは、
何かとメリットを求める割には 最終的な責任を持たず
保身のために 何かと逃げ回り 自分の意志表示さえできない人間たちが多くいて(こういう似た人が増えて)
この大不況を呼び込んではその解決策まで決めることさえできない人が多い情けない世の中を思うことがあります。
魏、呉、蜀と三国それぞれの人々が誇りをかけて逃げずに戦う姿に感銘を受けますし、
今の若者達にも感じて欲しいと思います。
私個人としては、2では多く出番のあった五禽戯の創始者である神医「華侘 かだ」を尊敬しています。
この作品では敵役として描かれますが
三国志では「曹操」が好きで演じた 張豊毅:チャンフォンイーの存在感がとても良かったです。
「赤壁」だけで見ると曹操は残念な結果ですが
映画の1と2でも示唆している通り「三国志」では赤壁の戦いの後に、孔明の謀略で周瑜は命を落とし、
関羽は孫権に斬られてしまい、蜀の劉備は呉を攻め 呉は魏に同盟を求めたりします。
戦争は誰でも命懸けです。
この戦いで曹操は部下の80万の兵の命を落とし、
その責任を持って曹操は退散しながらも魏を立て直すことも怠らず歴史の中では行ってきました。
歴史は既に起こったことばかりで「もし」はありません。
我々は過去に学び 未来に眼を向け 今をひたすら純粋に一生懸命に毎日を頑張るだけです。
そんなことを感じました。
しかし、この作品の中で本当にすごいなと思うのは
燃えながら沈んでいく魏の船の兵士を必死に演じた名もないエキストラと
倒れていく馬とその騎馬兵たちに「熱演お疲れ様でした。ありがとう」といいたいです。