先日帰国していた親友の渡辺成人さんが、
8日まで香港で行われた 第2回めに出場してから、久しぶりに第7回香港国際武術節の競技会に出場し
単独で金メダル3 銀1を獲得しました。おめでとうございます!
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特に今大会では「名人精英大汇演」つまりは「名人模範演武」に本場の地で選ばれるということは、
ある意味殿堂入りだと思っています。
何がすごいか、といえばここで演武する他のメンバーは
映画少林寺の師匠役の「干海さん」や(結局はやらなかったそうですが・・)鷹爪拳の元祖「周樹生」さん!!と同じ舞台での名人大会に上がる、というのがすごいです。
本当に自分のことと 同じように嬉しく思っています!
かつて僕らは第1回~第2回以降から全日本の大会にもずっと出ていましたが、
途中、渡辺さんは80年代半ばからずっと上海にて長期留学をしての武術修行を経てから
オランダに移住したこともあって
先にヨーロッパ、ロシアやアメリカなどの世界選手権を転戦し、
途中から形をきれいにカッコよく見せる規定などの型の競技会(これは良くない ということではなく、行う人の用途や出場者の質の違いということでこう表現しました)から卒業し、
「武功」を持つ本場の武術家たちと混じっての腕試しに2000年の河南省の少林武術節から挑んでいました。
自分はその映像を見せてもらい、とても感動しました。
それから02年からは自分達も上海での国際大会のレベルに合わせても活動を始め、世界レベルを仲間達に感じてもらうために照準を合わせてきました(何事も本場が一番、柔道なら日本 サッカーならブラジルなど)
思い出深いのは、07年の杭州での国際大会
自分は武術段位試験に本場の武術家と一緒にチャレンジをして、渡辺さんは競技会に出場しました。
そして自分はそのサポートをしました。それは「僕ら」らしい大会にもなりました。
世に人はそれぞれに大切な感覚をそれぞれに誰でも持っていると思っています。
自分は広い大きな世界が好きです。
日本にありがちな足を引っ張り合う小さな内向きの世界にはあまり向かない性格だと思います。
数年前から「わが国」はグローバルスタンダードとか国際化とか口先や文字では言っているのに、
実践している人はとても少ないと思います。
しかし自分がそういったグローバル社会は好きで
今のびのびと活動できるのは、親友がたくさんヒントをくれたおかげで今があると思っています。
今も尚 日本でも
多くは派閥作りが好きで
一人じゃ、何もできない」「群れていることだけで何故か満足できる人たち」「談合社会」
これによって国際化からとり残され、
何かいつも不満を言い、世を嘆き続けている人たちは、何か共通しています。
これらの方々は、もう習慣のようなので それはそれで頑張っていけばいいと思っています。
逆に世を必死に頑張りながらもそれを楽しみながら謳歌している人も共通しています。
最近、よく「時代」が僕らに追いついた、そんな気がすることが多々あります。
つまりは「時勢」が僕らの味方になったのをこの2年ぐらいの間にずっと思っていました。
これからもずっと共に仲間達も一緒に力を合わせて切磋琢磨をしながら頑張っていきたいと思います。
渡辺さん本当におめでとう!!