日本全体の世を達観して見ていますが、日本版「チェンジ」はもう始まっている、と感じます。
今までの日本の政治経済を動かしてきたブレインや力が実質的に衰退し始め、
今後はもうそのやり方では何も通用しない面がたくさん見えてきています。
日本人は自らの思いを表せる能力を持っている人が少ないと思います。
従って 決断力も弱いし、実行力も乏しくなっていくものです。
個人的な発想からは大きな努力をせず、傾向として全体主義の流れに乗っかってきた人は
ただ「だんまり」を決め込んで、
不服でも大きいと思った流れに付いていけば何とかなる、と思っていたこともあるのでしょう。
大きい方が良いと思ってしまったのは恩恵がいつか自分にも来ると信じて計算をしていたのかも知れません。
しかしながら大きいと見えたのは実はかつての幻想でしかなく、
実際は厄介で大きなお荷物になってしまっているものが多いようです。
故に責任を誰も持ちたがらず、しかし大きな荷物から離れられず、という現象が様々なところで見られます。
日本の「チェンジ」は大きな力で変えるより、
小さな力があちこちで機動力を発揮し「変わらずにいられない」状況が来てから
大きく世の中が一気に変わるでしょう。
自分の中での「チェンジ」はもう遥か前に終わっていて、
今後は大きく動き出す世界中の新たな潮流に乗って、今よりも3~5年先を見ています。
一番初めに飛び立った鳥が、一番初めに目的地へと辿り着きます。