来週の日曜日は、昨年の夏に行った演武交流会から、半年間の成果と
また新たに加わった皆さんとの「今までの頑張り」を感じたいために、ちょっとした発表会形式をとった演武の練習をやります。
「発表会」というとよくある日本でのイメージでは 何かいつも雰囲気が堅苦しくなりがちで
周りからは 必ずうまくいくものだけを見せろ・・失敗は駄目だぞ・・のような感覚のものを連想しがちですが、
そういった旧来のものではなく気楽にいつもの練習仲間同士、関係者だけで
互いにたまには動いている手を休め それぞれの日頃の頑張りをみてみたり「自分でできるもの」を行ってみよう、という目的です。
実は今日はもうそのリハーサルをしてみました(何も言いませんでしたが計画的でしょ?)
内容的にはもう既にこれでも充分かな、とも思いました。
ですから来週は第2弾といってもいいし 今日より自分で雰囲気を出して 多分他の皆さんも「これなら、ちょっと自分も気合い入れてあの○○もやってみようか」という感じがベストです。
こういうのはやっぱりライブ感覚が大事で神出鬼没さの中でやります。
そのこと故に、今日は飛び入りで皆さんに雰囲気を伝えたいと思い 集体刀の中に混じり一緒に全部やりました。
とても楽しかったです。
自分は集体、対練などは得意でした。
切羽詰った土壇場でも その流れの中でまとまっていく一体感はいいものだと思います。
来週はトップバッターで自分も入ってやろうと思います。2番目は集体棍術かな・・
今日はやっぱり初めて間もない皆さんは「できるかな・・」という心配そうな感じがありましたが(当然ですね)
正直に自分の感想ではいつも全体を見渡していて「いい感じだな~」と思うことがしばしばなのです。
それを見ているのは、自分だけでなく みんなで見て、そして見てもらって互いに成果を感じたい、という理由です。
あまり仰々しくて堅苦しい中では、何か追い詰められる雰囲気が出てくるようので
そういうものは好きではありません。
いつだって良いところ、良くなるところを見て行こう、という感覚が好きです。
今までに、確かに昔は何回かは そういった雰囲気の中でやってきました、そこで「雰囲気を変えてやる!」という経験もありました。
しかしそれは思えば、いつも自分ではかつての練習の中で、そういったイメージを誰に言われることもなく、自分で作ってやってきたから どんな雰囲気でも大丈夫なのだと思いました(しかし緊張する時は、今でも緊張はします・・)
来週も神出鬼没さを大事にしてやります。
それに「自分でやってみる」機会を設けてみる、ということも大事だと思うのです。
今までにやってきた自分の技を確かめてみることが大切で、それをすぐに優劣の判断をするのではなく、
できるなら何だっていいじゃないか。という感覚です。
自分の信念では、やり直しは何回でも利く、建て直しだって何回でも利く、
そのためには先ず一回やってみることだ、という考えです。
たとえ動作を忘れたら、ちょっと抜けさせてもらって後でやり直すのも良し、
片道だけとりあえず行ってみるのも良し、
思うとほとんどの方々がカラオケができるのだから絶対できると思うのです(私はカラオケはほとんどやりませんが・・)
いつも通りの練習で、3時になってすぐに基本功を開始し ひと段落したら今日のように組み合わせと分段練習をして、全体のモチベーションの上がり具合とやる人と種目を聞いてから開始時間を決めてスタートします。
今日の時点でも、集体初級長拳と集体棍術と梢子棍はちょっと感動しました。
自分が自分らしくいられる楽しさを、仲間達がそれぞれに頑張る活力の楽しさを大事にしていきたいのです。
来週は武術師兄弟でもある渡辺成人さんも合流するので頑張って楽しくやりたいです、終わったら打ち上げで2回楽しみたいと思います。