こうやって不況だ!と騒ぐ世を見ながらも久しぶりだな、と感じながら人々の行動を達観しています。

「不況=金銭の流れが良くない」ということです。

複雑に見えますが、つまりは問題になっているのは


たとえ企業ならば総合的にみて「支払うものが支払えない」ということです。

その風潮が蔓延し、どこからかとばっちりを食うかも知れない、


と怖れの気持ちが出てくる連鎖が広がることなのでしょう。

実はこういった時期にはいろいろと気付くことができるものです。



いつもアンケートをとると出てくる答えの中にあるのは「将来への不安」が必ずあり、


その中でダントツで1位なのは「健康」であり、2番目ぐらいが「お金」で、3番目ぐらいが人間関係だったりします。

先ず、はっきり言えば、

究極的に 本当に「身体にとって良いもの」は大して高価なものはない、ということ。

そして商売においては、本来は高額ではないものを高くしていた業者などが自ずから最初にカミングアウトする、ということ。

大切な存在や自分が大事にしているものは、「お金:日本銀行券」よりも遥かに大事だと、はっきり解る事。



こうしてみれば、ごく正常に戻るだけなので 良いことだと自分は思います。



周りとの比較をしながらいつも考えることとかは、本当はあまり意味がないことにも気付きます。

仮にもしとばっちりを受けて、少しでも時間ができたなら 


その時こそ やりたい勉強もできるし、出かけることも出来るし、


毎朝いつも眠そうにしている人なら、寝たい時に寝られる。


自分が自分らしくいられて、好きなこと(有意義で達成感のあること)をもっと活かしていこう!


と考えたら、また新たなステップを踏み出せます。



私はよくあちこちで話すことですが、数年に時々思い出すように「不況だ不景気だ」と騒いで


その意識を広げまわるのは、この地球上のたくさんいる生き物の中で「人間」だけです。



空にいる鳥も減っていないし、海と川の魚もいなくなった訳でもありません。


大地の土もなくなったこともありません。

太陽の力は不変であり、月の満ち欠けも滞ったことは一度もありません。

星も毎晩きれいに夜空に瞬いています。



それに振り返れば多くの一年前の懸念はほとんどが無くなっているものばかりです。

何とかなるので、長い目で見ることにすれば楽になります。



つまりは来年の今頃には「今」の心配なんかきっとどこかへ行っていることだと思います。

だからこそ来年の自分は、また何か面白いことでも考えているだろう、と思っているように、


今これからのことを思っています。