ふと今日は、何気なく思ったことです。 
人はそれぞれに、それぞれの今この瞬間にも、誰もがきっとひたすらに頑張って生きていると思うのです。 
毎日毎日、夢の中や現実の中で こうすれば良い、ああすれば良かったな、の連続です。 
それはいつも自分自身でゆっくり描いていく「自分物語」のストーリーです。 
ある時はヒーローに、
またある時は喜劇役者に、そしてまたある時には 悪役を演じなければならないこともあり、
残念で悲哀な出来事にも遭遇することを繰り返しながら、今を綴り続けています。
そのストーリーはいつどこから始まるのか、それは自分でも分からないものです。 
結末を夢見てから始まるか、何も無いスタートから始まるか。 
プロセス、つまりは途中から始まるのか。 
思うと、結末だと思ったところから始まるものもあるし、話しが突然途絶えることもある。
いつまでものんびりと続き、終わりも始まりもないものもある。
また明日になれば、陽はまた昇る。 
目が醒めてから、突然に動き出すストーリーだってきっとある。 
「自分物語」の作者は、「自分自身」が書き手です。 
動き始めた春。 
今年も何を綴れるか。きっと怖れもあるが 楽しみもきっとある。