今日はとてもまた充実した1日でした。

朝の日吉の丘太極拳同好会の活動では、とても爽やかな青空の下で楽しくできました。


遠くには富士山が一段ときれいに見えたので清々しい気持ちで行えました。

内容は八段錦を前半に行い、後半は太極拳、そして太極剣と盛りだくさんでやっています。


暖かくなってきたらまた太極扇をもう一度行おうかな、と思っています。

午後は武術院の活動。

今日はとにかく午後は目が回るほどに盛り上がっていました。

久々にロシアから戻ってきたルーキーのヤングな二人に加え、


メンバーの中でお一人が先月に本場聖地の武当山で学んできて無事に帰国しましたので、その思い出話しをも伺うことができました。(武当山いいな~羨ましい)

練習では初めて近くで武当太極拳を拝見できましたが、


とても身体の使い方、技法がシンプルで素晴らしい技でした。これからもずっと頑張って究めていって欲しいと思います。

それから武術院の立ち上がりから頑張っていたメンバーが久しぶりの復活。


そして07年の杭州の国際大会で一緒だった方が日本に帰国され、練習に参加しました。

今日初めて知ったのは、昨年秋から加わった仲間のお一人が何やら思い出しながらある套路を練習していたのでよく見たら蟷螂拳の崩歩拳なので尋ねてみたら以前学んでいた技だと教えてくれました。

それはそれは良い拳でした。


本家は現在は台湾で活躍している門派なのですがとても師の技を良く受け継いでいて素晴らしかったと思います。

いつものメンバーたちもコツコツとそれぞれに頑張っていて体育館の中は皆さんの「やる気」の熱気でずっと満ちていました。

思うと、本当にだんだんと理想に近づいてきた感じを思いました(練習場内の雰囲気はもう本場の武術館と全く同じに見えると思います)

自分が素晴らしいと思う中国武術の世界は可能性の限界のない世界です。

武術は長い伝統の中で先人たちが魂を込めて拳を打ち、コツコツと積み上げてきた心身の鍛錬と、技芸の精華です。

人間ひとりひとりの能力の可能性は誰でも永遠にあり、


老若男女全てありとあらゆるその可能性をずっと大事にしたいと思っています。



どこの国であろうとも、どの武術項目であろうとも、それぞれに素晴らしい世界があります。



最近感じるのは「武術の縁」という言葉です。

何故か、どこかでみんながここで会えるのも偶然ではなく、必然的なものだった気がしています。

これからも仲間達との大事な「縁」を大切にしていきたいと思います。