今日は陰暦の十二月二十九日です。明日が本当の意味での大晦日:おおつごもりです。

日本では既に「New year 2009」はもう迎えましたが、

本当の意味での月の満ち欠けの繰り返しで

所謂2008年の春節から数え、明日で十二ヶ月目の年が終わります。


今年はとても感慨深い年だったのをここ数日の間に思っていました。

特に印象的だと感じたのは、不思議な聴覚の進歩だった気がします。

表現が難しくなってすみませんが「音が見える」感覚が高くなったようです。

もっと正確に謂えば、音や声が聞こえるとそのものの状態や状況が

ありありとその聴こえた瞬間に思い脳の奥深くに浮かべられます。

実際にすぐに目をやればほぼその状況とあっています。


特に人々の発する音声の質からは、ほぼその発せられた状態や心理状況の慮りが感じられると思います。

そして文字からも感じられるようになったと思います。

手書きの文字、電子メールやこうしたインターネット経由でパソコンや携帯電話から打たれた文字からでもほぼ同じように推察できる気がします。


素直な表現をさせて頂くと、

世の音を達観したところから、改めて「観じられる」ようになったと思います。

心を澄ますと

静かな中にも、また静かな世界があって、

そこから聴こえて来る心地良い音や声 そのものを吟味することも好きになりました。

それはとても瀟洒して、そのものだけを味わう世界のようにも思います。


これからもきっと多くの素晴らしい方々との、新たな出会いや縁があるのだろう、未来がとても楽しみです。


明日は、大つごもり 今宵から明日、そして明後日の春節には禊ぎの心を大事にするために、

より清らかになる為に、より多くを祓う心構えでいたいと思います。