今日も1日元気に楽しく過ごせました。有難いと思います。
ふとレッスンでも語りながら気付いたことで、ここに記しておきたいと思います。
私の信念・ポリシーとしては「有言実行」と「言動一致」です。
※念のために記します(本当はこういうことはくどいのでしたくはないのだけれど、このようなご時勢なので)
「有言実行」は「言葉に出したことは必ず実行していること」
「言動一致」は「言ったことと実際に行う動きやはたらきは一致しなければならないこと」
自分がフィットネス業界に入った時はエアロビック・ダンスの全盛期でした。
ここ3~4年にはヨガブームがあってインストラクターも増えましたが、それはここ数年のことです。
長くこの世界にいると、感じることもたくさんあります。
それは「本当に健康問題のある場所について」です。
私は基本的に「健康産業」や「健康ビジネス」で血眼になって売り上げ至上主義でやっているクラブなどでは指導しません。
あるいは私が直感で感じた「健康効果」のないものは、一切宣伝もすすめたりもしません。
何故ならいつも表裏なく 正直にいたいと思うからです。
今日も感じたのは、健康で身体への気遣いを一生懸命に頑張って元気なのは、65~70歳ぐらいの女性が多いです。
とても素直で熱心さがあり、本当に元気な方が多いです。
気付くのは、とても素直で頑張る方々が多く、
その姿をいつも見ていると「健康問題」というものの「時代の嘘」が見えてきます。
この日本の国土において、
焼け野原になり 敗戦を体験し 食うものもなく 耐えに耐えて現代まで元気に頑張ってきた事というのは素晴らしいことです。
今更に熱心に健康な身体づくりに精を出し、たくさんの興味から趣味を楽しんで日々を楽しく過ごしているところを見ると感動を思うこともしばしばです。
その世代になる私の母のことをも思うこともあります。
私が養生や健康のことに真剣に考えるようになったのは、1985年の患った病からの回復に端を発しています。
何故、自分が「病」になったのか、
ここまでの経験の中で精神の疲弊を感じさせる要因を分析し続けて、東洋医学(中医学)を勉強し、現代西洋医学的立場の観点をもまた勉強してきました。
そこから自分自身の心身を知り抜いてからこそ立脚できた、ということは大きいと思っています。
私の行う太極拳や導引術、五禽戯などの気功を紹介しながら普及、指導している中で感じたのは「健康問題」の深刻なのはここではない、ということです。
70~80歳の方でも今までに養生も知らずにここまで元気に頑張っておられること。
これはすごいことです。日本の食文化の高さ 自己責任の強さがここまでされてきたのでしょう。
現代で、武術家や太極拳名家などと呼ばれても 日々の不摂生から早く逝ってしまう人もこの世界では多くあるのが実情です。
私自身からの自信(意識の力による 肉体と精神力を高め、築いてきた方法・術への強固たる己への信頼)は根拠ある養生の実践で努力をずっと続けてきたことの証だと思っています。
そこに、皆さんからの関心が寄せられ 共に実際に実践しながら感触を分かち合っているのだと思います。
現代人(特に若い世代)の衣食住を見て、
生活感覚、倫理道徳の既に乱れに乱れきったものをも「乱れている」とも解からない人々たちの10年、20年後を考えます。
おそらく、今の65歳以上の皆さんよりも遥かに心身とも弱く、
身体が己の不摂生ゆえに虚弱になっているであろうと思います。
本当の問題とは、どこにあるかを、真剣に考えることは大切です。
私が言いたいのは、
年配の元気な皆さんは「今、現在」に世を乱している連中たちの増産する「情報」を無視することだけでも、
かなり精神は悪影響を受けずに済むだろうと思うので「無視のススメ」を思います。
「病は気から」といいますが、
漢文、中国語的な文法では、日本語の配列とは違うので「気を病まない」ようにすれば良い、
ということが正確だと思います。
とりえずこの10年後は、年齢に関係なく
健全な人は常に元気で全てに成功して行き
心身ともに不健全で不健康な行いを積み重ねた人々たちが問題になっていくのであろうと思っています。
対象の分別(その対象は誰か、問題になっているのは誰か、
ごちゃ混ぜにして混乱させないようにして分けて、別れて区別する重要性)は、
これからの世ではとても大切だと思います。