武術を長くやっている(ただ時が過ぎて長いだけではなく 費やしてきた「功夫」の質がとても大事です)と


一般普通の人と思考や哲学が全く異なっているのを今のような時勢になるとよく感じます。

13歳から始めたので、20代ぐらいまでの頃は「何故に人と違っちゃうのかなぁ・・」と考えたりした青春時代もありましたが、


正直に今までに過ごしてきたトータルタイムの中で思えば「異なって当然だ」と実感します(深層心理から掘り下げると、だからこそこうなる為にずっと一筋に続けてきたのだ、といえます)



能力は脳力と比例します。

脳の中で考えていることが、動き、見聞きして話すという、生活の行動の全てに現れてきます。

不況になると多くの人たちは時代に試され、その姿を現します。


もし口先だけだった人はそれをも結果として自己証明をしてしまいます。

その中で感じるのに、


全ては「表裏一体であらねばならないこと」が武術を行う際、


拳や脚に想いを打ち込んでいく中で一番最初に己がそれを知ることができるかどうかで、その後の精神と肉体感覚に影響を及ぼすのだと思います。



知己知彼 知彼知己。



元々自分は能天気な人間だったのですが、武術が更にそれに磨きをかけたようです。

だからこそ、いつも言うのは、明るく楽しく頑張って行こう!



辛くて苦しくて、時に悲しいことは人間は誰にもある。


それを逃げずに目をそらせずに向かっていくうちに大変な自分をも面白く感じる時も必ず出てくる。

人生で「大切なこと」について、人によっては曖昧でいい加減でいると駄目になる、とよく言ってきました。

良いものは良い、駄目なものは駄目なんだ、と意識感覚から決別していくことも大事。



直感で見れば、駄目なものなのに、良いものなんだ、良いかも知れない、きっと良いだろう・・良くあって欲しい。


やっぱり駄目だった。

このことだけを間違えたことで、今現在の状況を世界のあちこちで呼び寄せてしまったようです。



しかし人には誰でも失敗はある、間違いも必ず起こす。



自分もいっぱいしてきたし、これからもあるだろう。

でも、そこから学ぼう。


逃げたり誤魔化したりするのはよそう(したくなるのは解かるけれども 時と場合によっては辛抱してみよう)

もっともっと自分が良くなるために自分の努力を意識しよう。


もし今が駄目でもまだ時間は未来にいっぱいある。


金で能力は買えない、脳も鍛えられない・・だから鍛えよう。大事にしよう。



武術はこれが基本の基本。


年末年始とずっと晴れの日が続いています。


それだけでも充分に幸運で良いことなのですね(気付いていない人も多いだろうなぁ)

明日もまた晴れるようです。


それをも先ず嬉しく思いましょう。


福の神たちは皆が皆 笑顔、暗い顔だと疫病神がやってくるかも知れません。


だからこそ「笑顔」を大事にしていきましょう。



明日もきっとお天気。いつも能天気で行こう!