今日は休日。
ふと出かけたくなったので鎌倉へと向かいました。
先ず向かったのは鶴岡八幡宮。
久しぶりに山道を行かず、若宮大路の参道を歩きました。
紅葉のシーズンになると会いたくなるのが八幡宮の千年立つという大銀杏とモミジです。
千年銀杏の樹に向かい合って少しじっと佇んでみました。
「千年生きているんだな」とひしひしと思いました。
鎌倉幕府の跡地を見下ろして源頼朝や実朝、
北条時頼、時宗たちよりもずっと長生きをして、お参りに訪れる方々にその雄姿を披露してきた・・
境内のモミジも見事でした。
昨年も真っ赤なその彩りを誇り、今年もまた変わらずにその美しさを表していました。
最近の自分をふと、振り返ってみたら
近頃はあれほど避けていた「浮世の風」にあたり過ぎたようでした。
思えば自分は本来、気儘な風来坊で自由人のはずでした。
「動く、動かぬのは人の勝手。別に気にすることはありゃしない」
「桜は桜、紅葉は紅葉。それぞれに意志がある」
そんな声が、どこからか聞こえてきた気がしました。
そりゃそうだ。
なんか気楽になってきたので、次は建長寺へ向かいました。