ブログに日々綴っている内容ですが、これは毎日感じる 日本全体の世の時勢の流れの現実の景色(ミクロからマクロ、マクロからミクロの感覚)を見ながら、レッスンなどで語ったり メンバーさんとの会話の中で印象的だったことを記録するために書いています。
時折、会員さんから「本」を出して、と言われますが かつていくつかテレビや出版物の仕事にも携わりましたが「売る為の本作り」とは立場と世界が違うので、こういった気楽なところがいいと思います。
(思うと、こういう意味で1年前に売れた ビリーズ・ブートキャンプへ入隊した人は今どこに所属しているのかな)
今日 綴ってみることは、自分の感じる上手と下手についてです。
上手と下手と どこで分かれるか、は
「心の力」の向きだと思っています。
上向きの心があれば、それは必ず全てが上方にと向かっていくと思います。
向上心という言葉通り、
上に向かう心持ちがあると、物事を肯定的に見ることが出来て、前向きに積極的になります。
心の力がトーンダウンすると、自ずと意識は下向きになってしまうようです。
そうなると「心持ち」は否定的で消極的で悲観的になっていくようです
(運営される政治力への提案や批判は常々、有効ですが、それらの風潮に影響を受けすぎてしまうと人は日常生活でも己の受ける情緒は 慢性的な誰構わずに人々への批判や愚痴 やっかみが多くなってしまうようです)
世間ではテクニック至上主義、みたいなものがあるようで、
要領よく技術や方法を身につけて 誰よりも早く優位に立ちたい、という考え方が昨今でもあると思います。
自分は、振り返れば元々 この世界における、先天的な能力に恵まれてはいませんでした。
身体が柔らかい訳でもなくて、物覚えが優れていたのでもなく、
ましてや財務省がバックにあるような裕福な家庭で育ったのではありません。
だからこそ、継続する努力と 忘れない記憶力の強化と、
人が創った智慧と工夫の素晴らしさに出会ったら 必死に身に着ける訓練をしてきました。
今でもこれが、素晴らしいお手本だと思っているのは 小学校にあった像の二宮金次郎(尊徳)です。
いつ、どんな時でも 何も無いところでも、何かを(楽しみを)生み出せる原動力を大事にしたい。
ただ 技術的に、上位にいたくて 常に優位に立つために競争原理の中でギクシャクした人間関係の世界にいるよりは、
自分は ずっと下手でいい。
テクニック的にうまくいかなくとも、
いつか自分が納得できるようになれたらいい。時間はいっぱいかかっていい。
それは未来への自分の進歩への期待だと思っています。
今の世を見て、物質的に全てが満たされていても心が満たされない方々が多くいて荒廃しているのを感じます。
思うに、早く上手になって 回りから「上手、上手」ともてはやされて、
結果として様々な人間関係の中で利用し、利用される関係で疑心暗鬼の中にいるよりも、
下手くそなりに、不器用なりにコツコツと、今 この瞬間を大事に頑張っていきたい。
自分の足りない故に未来に期待できるように、大らかに生きていきたい、そう思っています。