中国武術の中で他にはない、優れた訓練方法であり、大会や演武会でも一番の「華」になるところです。

攻防技術の感覚を掴み、互いに繰り替えされる技のコンビネーションの間の時空を会得することができます。

それは やるも良し、見るもよし、です。

河北省は伝統武術の盛んな地でもあり、拳術も対練も非常に素晴らしいものを持っています。

共に86年 山東省 済南(この年と87年は国際審判セミナーをやった年なので、世界中の方が来た年なので多くの映像資料があるようです)

河北省 三人対拳 王会来 李彦龍
http://jp.youtube.com/watch?v=-vaCWlftIV4&feature=related  

今ドイツにいる名将 李彦龍はこの年には徐向東とも対擒拿をやり、それも良かったのです。

河北省 空手進槍 蘇同玉 劉振嶺
http://jp.youtube.com/watch?v=eUcmGzS5SGE

これは本当にすごい。

陝西省 三人対拳 趙長軍 肖関紀 羅衛
http://jp.youtube.com/watch?v=yRJbFtZC6kc&feature=related

この年から趙長軍の対練は素晴らしくなりました。

最近の対練 06年~

山西省 袁新東のチーム
http://jp.youtube.com/watch?v=yNmqklll4KA&feature=related

90年代後半の四川隊、天津隊の影響をいいかたちで発展させましたね。


近頃はどこも内容が似てきて チームの特徴があまり判りません・・

http://jp.youtube.com/watch?v=gm23Ge0Me90&feature=related

難度は高くなりましたが、最後に二人で一人をやっつけて「それはないだろう~」と思うモラルの変遷も感じるこの頃・・

http://jp.youtube.com/watch?v=5pMGDVuv2eg&feature=related

ちょっと最後が残酷に思うのは、やはり中国国内の風潮もあるみたいです(かつては潔い終わり方が多くありました)