「心の性質は死を超える」ダライラマ14世より、抜粋
すべての人が幸福を求めており、苦を望んでいないのは確かなことです。
この点においては議論の余地はありません。
しかし、いかにして幸福を得るか、あるいは困難を克服するか、という点についてはさまざまな異論があるでしょう。
幸福にもいろいろと種類があり、それを実現させる方法はいくとおりもあります。
また苦にも大変多くの種類があり、それを克服するさまざまな方法があります。
しかし私たちは単に目先の安楽や利益ではなく、はるか未来に生じる結果を考えることが大切です。
仏教とは今生のことばかりではなく、来世やまたその来世、そのまた来世と未来永劫についての教えなのです。
何週間、何ヶ月、何年などの単位で時間をはかるのではなく、一生、あるいは一劫の単位ではかっているのです。
お金は有用ですが、有限です。
次の人生まで持っていくことができません。世俗的な権力や財産の中にもいいものがありますが、これも有限です。
一方仏教の視点から言えば、心の発達は今生から来世へと存続していきます。
心の性質は死を超えて存続するものですから、もしある種の心の性質が堅い基盤の上に発達するならば、それは常に存続し、そればかりか、増大させることができます。
実際、いったん正しく心が開発されたならば、心の持っている良い性質はついには無限大に増大していくのです。
それゆえ精神の修養は、未来永劫にわたる幸福と、日々増大し続ける内なる力の両方をもたらしてくれるのです。
・・すなわち、皆さんの幸福を願う心なのです。
「ダライラマの仏教入門 英訳:The Meaning of Life」より
これは、私にとってダライラマ14世に大きな影響を受け、大きな指針を教えてくれました書籍からの一部です。
人生の意味、生きている目的。人生でしなければならない意味、生きている時に何を目的にするか、を説いてくれました。
「心の性質は死を超える」ということ、つまりは私が思うに、
人の善良な心は、現在だけにあるものではなく、時空を超え 国家や民族を超え 永遠にその存在と共にある ということを教えてくれています。
どこの国や地域にでも起こりうることですが、歴史的にみれば世界中のどの信仰でも、
拝金主義、出世、権力闘争。一時的な物質的な快楽にのみ満たされるための喜びを貪るように求め、争う人達を戒めています。
しかし世の中では、こうした戒めに対してむしろ倦厭の意を持つ人も多くいます。
中国は歴史的な中で、秀れて人生に有益な古代哲学や信仰から偉大なる文化を生み、
朝鮮半島から日本に至るまでの北東アジアに伝える偉業を果たしてきました。
全ての人民が平和で平等で安定した社会を作る、という名目を国があげて奨励してきたはずでした。
そういった「心の在り方」についての原点から、ダライ・ラマは常にメッセージを送ってきました。
現在のチベットで起きていることに、残念に思うと共に 今できることを自分は自分でしっかりと行っていきたいと思います。
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