杭州から帰って来てから、ようやく落着いてスポーツクラブの業務と武術指導に戻りました。
先日の8月8日に北京オリンピック開幕1年前の記念式典があり、その中で太極拳や健身気功のアトラクションなども行われていました。
予めクラブの関係者にはその旨を伝えておきましたところ、皆さんからはなかなかいい反響がありました。
01年の7月13日のオリンピック決定からコツコツと準備を始めてもう7年。
オリンピック・ムーヴメントを活かしてフィットネスの仕事の面でも、地域に根付いた武術活動を広める面でも横浜でいい形で準備ができました。
来年はオリンピック期間の武術競技大会は8月21日~24日に行われます。
杭州に来ていた中国武術協会秘書長を務める馮宏芳さんが、これからオリンピックまでは機会があれば常に
世界中のメディアへ向けて武術運動が持つ 競技・伝統・養生の生涯スポーツをアピールする、と言っておりました。
今までの90年代後半から00年代前半の武術の氷河期は終わり、これからはまた新しい黄金期が訪れそうです。
それにたくさんの新たな「力」が加わってこそ、また「武術世界」は日本においてもより大きい存在になっていくものです。
未来は、人々の創造力と日々の積み重ねによる実践によって作られていきます。
千里の道も一歩から。
これは、一歩一歩の歩みが「千里」に達する、ということの実感をいう言葉だと改めて理解ができます。
何にしてもやはり「継続が力」です、あるいは「力」があるから「継続」できるともいえると思います。
まだ一年間あります、武術の仲間達や仕事での仲間たちと共に
来年はのびのびと武術がより広まり、誰もが楽しんでできるようにする為に、
更に今から頑張っていこうと思います。