もう一昨年に亡くなられた ピーター・F・ドラッカーの
「イノベーション的」考え方に自分は影響を受けました。
「意思決定の要因」より、
「正しい問題提起の条件」
「正しい問題提起」を行うにはどうすればよいか。
そもそも「何についての問題」か、何が問題か、
何が大事か、を考えることである。
何も新しいことではない。
しかし問題提起には不可欠である。
問題はあらゆる角度から見なければならない。
必ず事実と照らし合わせなければならない。
全てを包含しなければ 正しい問題提起とはいえない。
だが、ひとたび正しい問題提起を得るならば、
解決は容易である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「正しい問題提起」と「解決は容易である」といい切れることも
今の多くのリーダーシップを持つ人物に
求められる条件ともいえるでしょう。
現在では超一流の経営者や企業家も
ピーター・ドラッカーの哲学を引用しています。
つまるところ物事は何でも利己的な「しがらみ」に、
しがみつかないからこそ
大きく躍進することができるのだ と思います。
現在の日本全体の風潮をみて感じることは
「進歩しないこと」や「うまくいかないこと」を
嘆くのみでなく、
勇気を出して 前向きな一歩を
踏み出していく実際の行動が大事です。