日本国内のフィットネス事業も景気回復もあり、


これからは、全体的にいい形で軌道に乗ってきた感じがします。


今後は各クラブそれぞれがどう「強み」を活かすか、


にかかってきていると思います。


大手ならば、まだ進出していない地方などに事業モデルを出店し、


中規模ならば、よりユニークさを全面に出し、


これからは個人経営のコンビ二フィットネスもかなり伸びてくると思います。



最近は大手のクラブの贅沢で豪華な設備やサービスを売りにしているところもありますが、


コストがかかり過ぎる分、収支のバランスが難しい会社も出てきています。


やっぱり、この数年のリストラで有力な人は他社へ移ったりして、


クラブ内の雰囲気の質が落ちたクラブも少なくありません。



それに中でも「集団プログラム指導」はとても重要です。


既に、団塊の世代の大量定年退職に伴い、


午前中は特に、一人でのトレーニングが苦手な方は、


それを目当てにしている方がかなり多くなりました。



ただマニュアルとおりのプログラムばかりでは、


新規会員さんばかり、ならば問題がありませんが、


長くからいる会員さんには飽きられ易いので、


楽しくみんなで行えて、健康効果のある、


特に質の高いオリジナル集団プログラムを多く取り入れることで、


会員さんのクラブ退会を抑えるには、


かなりの効果があると思います。



近頃はどこでも健康チェックやマシン、プールなどの、


機械はすぐに導入できますが、


パーソナルトレーナーや集団プログラム指導のできる、


良質のインストラクターの確保は重要です。



「人」と「人」が接する仕事はすべて、人間にしかできない作業ですから、


やっぱり「人:人材」が一番大切だと思います。