今回は、インストラクター日記らしい記事を書きます。
今迄に指導してきたスポーツクラブでは、10数社以上でやってきました。
現在は、自分にとって一番いい条件の中で仕事をしています。
自分を「必要」としてくれていて、そして自分が「必要」としている状況は、
共にベストを尽くせる最高の環境です。
最近ではWIN=WINの関係ともいいます。
その為に、日々の生活管理、身体を常に最良の状態を維持し、
最先端の情報を集め、研究し、実践の中で、
その時にできる最高のパフォーマンスをレッスンで行っています。
この10数年間でのスポーツクラブ数社での「現実」を日々 常に見ていて、
「日本人の健康」の真実を、目の当たりにしています。
担当した関東周辺での指導(東京、神奈川、千葉)でしたが、
感想としては、郊外の自然に恵まれた地域のクラブの会員さんは、
素晴らしく健康な方々が多いです。
その反対に、「セレブ」などと、いわれ大都会の中心地などで暮らす地域の方々の健康状態は、
実際の健康管理や考え方は、かなり誤っていて、
見た目には豊かに暮らして見えても、実は、
「不安」だらけの毎日を送っているように感じます。
中には「生活習慣病」街道まっしぐら、という生活でも
自分では気付いていない方も多く存在します。
それに、「生への執着心」や「健康的でありたい願望」が強すぎて、
不必要な情報を多く収集してしまい、
「健康産業」の「ターゲット」になってしまっています。
近頃、健康を扱うTV番組が多くなったのは、その為でしょう。
(番組制作者、出演者、それらを扱う大手広告代理店の関係者の不安のムーヴメントが一石二鳥で番組を作っている?)
はっきり言えば 大都会の喧騒から離れ、
自然と共有し、地域の食習慣を重視していて、
ジャンクフードから縁の遠い方々が、
とても健康で、幸せな毎日を享受しています。
人間の身体の部分で一番簡単に動くのが「口」で、
「言葉の独り歩き」を利用して、
でっちあげの「ダイエット番組」捏造でも大儲けできる時代。
その半面で、身体には信頼が無く、迷い続ける「心」
人の「生命」が一番尊いのを知っていて、
その「生命」を一番ないがしろにする生活をしている「現代人」
日々、思うのですが
ありとあらゆる全てが、何でも「お金」で
購えると思っている世の中になってきていますが、
「自分の命」は売っていますか。
無くなってから、買い戻すことができますか。
人生で大切なものは何ですか。
問うと、怪訝な顔をされますが、
安易な発想の時代だからこそ、もっと
「人生について」
熟考する事が大事だと思うのです。